「ストレンジャー・シングス」最終話の脚本読み合わせでキャストが大号泣 ─ 「あんなに重く泣く姿を見たことなかった」とデヴィッド・ハーバー
次のシーズン5でフィナーレを迎える、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)。シリーズ最終話の脚本読み合わせでは、多くのキャストが大号泣していたようだ。ホッパー役を演じるデヴィッド・ハーバーが米に明かしている。
2016年に開始した「ストレンジャー・シングス」は、マイク(フィン・ウルフハード)、ダスティン(ガテン・マタラッツォ)、ルーカス(ケイレブ・マクラフリン)、ウィル(ノア・シュナップ)、そして超能力少女・イレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)など子供たちを中心としたSFホラーシリーズ。シーズン1では大体11~14歳だった子役たちは、シーズン5を撮影中の現在では、19~22歳の青年に成長している。ゆえにハーバーにとって、彼らとの再会は「ワイルドな経験だった」という。
「もうシーズン1の頃と同じ番組ではありません。当時あの子たちは11歳だったんです。今では20歳になり、髭も剃っていて、もう子供ではない。フィン(・ウルフハード)は映画の監督をしていますしね。全てが一周して戻ってきたのを見るのは感慨深いです。」
ハーバーは「ちょうど最終話の読み合わせをしたところです」と続け、その時のキャストの様子を次のように明かした。
「涙の量がすごかった。とても美しいエピソードでした。しかし何より、(『ストレンジャー・シングス』が)この子たちの実際の子供時代だった、という深い意味もあります。彼らは11歳で、あのモンスターと戦いながら成長しました。僕は今までティーンエイジャーや若者が、あんなにも重く泣く姿を見たことありません。」
そんな共演者たちをハーバーは“家族”と呼び、「私たちが家族であるという意味において、何か深い深みがあった」とも語っている。「子供の頃から9年間も一緒に仕事をしてきた個々の思いが伝わってきた。深い誠実さと心の痛み、ほろ苦さがありました」。
「ストレンジャー・シングス」シーズン5は、現在ジョージア州アトランタにて撮影中。Netflixでの配信は2025年になる見込みだ。
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