「ヘアドネーション」髪の寄付で笑顔に貢献!佐倉むらさきライオンズクラブ【佐倉市】
ウィッグを必要とする子どもたちと、誰かの役に立ちたい人を、ヘアドネーションでつなぐプロジェクト。
そこには、架け橋となっている団体の地道な活動があります。
感謝と笑顔の奉仕で地域に貢献する
「佐倉むらさきライオンズクラブ」は、2008年の結成以来、献血推進活動やフードバンク事業など幅広い奉仕活動を続けています。
約6年前からは、「小児がんで闘病する子どもたちを笑顔にするプロジェクト」に積極的に参加。
ヘアドネーションへの協力を呼び掛けています。
知ってほしい、ヘアドネーションのこと
ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する運動のこと。
佐倉むらさきライオンズクラブとのご縁でヘアドネーションした人は、累計229人。
協力美容室は、メンバーが通う美容室など一軒一軒に声を掛けていき、現在22軒。
「通常のカットよりも30分ほど長くかかる作業を、引き受けてくださるだけでもありがたいのに、その美容室の方のお子さんが髪の毛を提供してくださることもあり、感謝しかありません」と、メンバーは話します。
子どもたちの笑顔のためにできることを
ウィッグを使う子どもたちが自然で安心して長く使えるよう、ヘアドネーションの髪色や髪質には基準が設けてあります。
年齢・性別・国籍は問いませんが、髪の長さは31cm以上で、ヘアカラーをしていないナチュラルな髪の毛(黒色・自然な黒色・濃い目のこげ茶色などの髪色)が基本。
一方、ヘアドネーションができない髪は、ブリーチやヘアカラーをした髪、白髪・白髪交じり、パーマをかけた髪(ストレートパーマも含む)、天然パーマの髪・癖が強い髪質(縮毛矯正やストレートパーマが必要な程度)、縮毛矯正をした髪、傷みが激しく引っ張ると切れるようなダメージがひどい髪。
1つのウィッグを作るには、30〜50人分の髪の毛が必要といわれていますが、このような基準もあり、ウィッグを希望する子どもたちに充分に行き渡っていません。
小児がんの子どもたちの笑顔のために、できることで社会貢献してみませんか。
※問い合わせ
メール/hashioka.kyomi@gmail.com
佐倉むらさきライオンズクラブ