Yahoo! JAPAN

Matternet、シリコンバレーで初のドローン宅配サービスを開始

DRONE

Matternetは、シリコンバレーで初のドローン配送サービスを開始し、宅配市場に参入すると発表した

Matternetの技術プラットフォームにより、食品や商業品を消費者の自宅まで超高速かつ排出ガスゼロでドローン配送できるようになる。

Matternetは8月30日から最初のパイロットを実施しており、現在マウンテンビューとサニーベールにサービスを拡大している。このパイロットプログラムは、米国で唯一の連邦航空局(FAA)型式認定ドローン配送プラットフォームであるMatternet M2ドローン配送プラットフォームの派生型を活用している。

人口密集地域の管制空域を飛行するM2ドローンにはテザードロップシステムが装備されており、荷物を顧客の玄関先に直接降ろすことができるため、まったく新しい配送体験を提供するという。

Matternetの創業者兼CEOであるアンドレアス・ラプトポロス氏は、次のようにコメントする。

ヘルスケア分野でドローン配送を何年も進歩させてきた私たちは、シリコンバレーの中心で初の宅配サービスを開始できることを嬉しく思っています。私たちはドローン配送の規模拡大の次の段階に突入し、すべての家庭に欠かせない公共サービスとなる超効率的な物流インフラの新たな層を構築しています。

このプロセスは完全に自動化されている。ドローンは中央ハブで荷物を積み込まれ、顧客の自宅まで直接飛行し、顧客のドロップゾーン上空に安全に降下して、テザーを介して荷物を降ろす。その後、ドローンはハブに戻り、バッテリーを交換して60秒以内に新しい荷物をピックアップし、次の配達に向けて飛び立つという。

ラプトポロス氏:ついに未来がやってきた。これはデジタル時代にぴったりの配達体験だ。とても速くて、まるで魔法のようだ。配達ごとに車での移動が1回減り、都市の渋滞が減り、私たちが吸う空気への排出量も減る。

Matternetのドローンサービスは、道路渋滞の緩和、温室効果ガスの排出の最小化、高度な自動化による配送効率の最適化などの利点を提供し、静かでプライバシーを尊重した運用を保証する。

このプログラムは、Matternetが大手物流パートナーと連携して宅配プラットフォームの運用を拡大する準備を進める中で、より広範な展開の土台を築くものとなる。地元住民からの初期のフィードバックは好意的で、ドローン配達のスピード、利便性、最先端などを強調している。

https://www.drone.jp/news/2022092614082858028.html

Matternet

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 干し蕎麦イベント、やろうか。【家そば放浪記】第266束:こだわりやで買った、山本食品『信州 十割そば』540円(1人前270円)

    ロケットニュース24
  2. 東京、11月13・14日に開催されるイルミネーション点灯式4選

    タイムアウト東京
  3. マーベル映画『サンダーボルツ*』 エレーナ、バッキーらが衝突・共闘する新予告編を公開

    SPICE
  4. 聞き慣れないが強い権限を持つ「党税調」の存在とは?

    文化放送
  5. 僕が見たかった青空、新曲「好きすぎてUp and down」AWAリアルタイム急上昇ランキング1位を獲得!

    Pop’n’Roll
  6. 【OASIS~90秒の旅の記憶~】『黒門茶屋』秋月の城下町にある昭和47年創業の古民家茶屋へ(福岡・朝倉市)

    福岡・九州ジモタイムズWish
  7. Rain Tree、メジャーデビューSGメインメンバー決定!【コメントあり】

    Pop’n’Roll
  8. コーセーが中国事業の不振で45億円の特損 今後はASEANとインドのグローバルサウス市場の攻略を最優先

    セブツー
  9. やなせたかし先生と大竹まことが同意見?「子どもはアンパン好きじゃない」人物像に迫る

    文化放送
  10. 国民民主党 玉木雄一郎代表の不倫が103万の壁に影響?森永卓郎が第2次石破内閣の動向を予想

    文化放送