11/4(火)オープン「MATSUMOTO PUBLIC HOUSE(マツモトパブリックハウス)」信州の恵みを伝統的な蔵でカジュアルに堪能。信州料理家がつくる美食の数々をランチ・ディナー・カフェタイムで味わって@長野県松本市
長野県松本市、蔵の街として知られる中町にて、信州の食材を使った食事やスイーツ、地酒、信州ワインなどのお酒などを気軽に楽しめる「MATSUMOTO PUBLIC HOUSE(マツモト パブリックハウス)」が2025年11月4日(火)にオープン。フレンチ出身で、信州料理家の竹下さんがつくる料理やドリンクは、すべて長野県産の食材が1種類以上使われているというこだわり。どの時間帯でも全メニューのオーダーが可能で、ランチやディナーはもちろん、カフェタイムや昼飲みなどそれぞれに合った楽しみ方が可能です。伝統的な蔵を改築したパブで信州の恵みを味わって。
運営は長野県産の食材を使った朝食&ランチで人気の「農人(note)」を経営している「RYOZO VISION 株式会社」。
◆店主・竹下涼さん
フレンチで修業を積み、現在は“信州料理家”の肩書も持つ竹下さん。"長野県の美味しいものを、県外や海外など関係なく、地元の人も含めて気軽に楽しんでもらいたい"という思いから、昼夜問わず食事から軽食、スイーツまで多彩な料理を提供するお店として「MATSUMOTO PUBLIC HOUSE」をオープンしたそう。
「コーヒーを一杯だけ飲みに来てもいいし、ランチでゆったりを過ごすのも大歓迎。楽しみ方は人それぞれです」と竹下さん。
◆信州の食材にこだわり尽くしたメニュー
「スパイスと発酵の出会い-松本味噌とスパイスでマリネしたクリームチーズ」
800円
創業約200年の老舗「萬年屋」(松本市)の二種類の味噌をブレンドし、ジュニパーベリーやクローブなどのスパイスを加えた味噌床にクリームチーズを漬け込んだ珍味。
「職人が育む超長期熟成を一杯に-マツパブの松本熟成醤油ラーメン」
1,200円
「大久保醸造」(松本市)の職人技光る超長期熟成醤油を使用した一杯。麺は「清水製麺」(松本市)の中華麺を使用。
「鹿は栗が好きなんです-信州鹿と栗のパテ・ド・カンパーニュ」
1,100円
南信州で捕れたジビエ肉に鹿の好物の栗をあわせた自家製のパテ。
「甘味!辛味!旨味!ウマミポテトのフリット 十久保南蛮のスイートチリソース」
900円
鰹、昆布、鯖、椎茸と共に低温調理の下処理をしたあとに揚げたジャガイモのフリット。天龍村の伝統野菜「十久保南蛮」の辛さを活かしたタイ風スイートチリソースとともに味わって。
「松本の季節を五感で楽しむ-信州料理家のテラリウムパフェ」
2,000円
竹下さんが松本の四季をパフェで表現。さまざまな味わいや香りの変化はもちろん、見た目でも季節を楽しめる五感で楽しめる力作。
「Crème-feuille(クレームフィーユ)」
1,100円
オリジナルの"飲めるスイーツ"。「松田乳業」の低温殺菌乳をホイップして提供。
「サムライジントニック」
天龍村の煎茶を漬け込んだジンをトニックウォーターで割った同店のオリジナルカクテル。
地酒やワインは常時5種類。時期やタイミングによって銘柄を変更していく予定だそうで、来る度に異なる味わいを楽しめます。
お酒はこのほか「松本ブルワリー」のクラフトビール各種や「Son of a smith(サノバスミス)」(大町市)の樽生ハードサイダー、信州の素材を使った「果実園のサングリア」も。昼飲みも可能です。ソフトドリンクは「観音崎珈琲」の焙煎豆を使ったコーヒーなどを提供。
店舗は中町に新たに建つ伝統的な蔵「藤蔵」の1階。「かわかみ建築設計室」による“蔵づくり”で、伝統の技巧と現代的な設備が見事に融合。店内は国宝「松本城」をモチーフにした白と黒漆塗りのカウンターが設置されています。
カウンターの奥には、藤棚の淡い紫色にインスパイアを受けたというソファ席を完備。
店舗の2階にて完全予約制のコース料理専門店を計画中(2026年6月オープン予定)。
取材&text:Web Komachi編集部 田中佑人
MATSUMOTO PUBLIC HOUSE
(マツモト パブリック ハウス)
●オープン日
2025年11月
●住所
長野県松本市中央3-5-9-2
●営業時間
10:00~21:00(20:30LO)
●定休日
不定休
●HP
https://fujikura-matsumoto.jp/
●公式Instagram
https://www.instagram.com/matsumoto.public.house/
