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バナナ園G 独自療法で介護度改善 入居者ら参加し体験会

タウンニュース

トレーナーと運動する入居者ら

川崎・横浜で高齢者介護事業を展開するバナナ園グループ(矢野達郎理事長)は6月14日、のんびりーす等々力(中原区上小田中)で介護度が改善した独自プログラムの体験会を開催した。

感染症や酷暑などで高齢者の外出が困難な中、パーソナルトレーナーと行う「バナトレ」と題した運動療法を導入。説明会では1年間の成果として、身体・認知機能の改善に取り組み、介護度が下がった5事業所6人の入居者の事例を紹介した。

その後、参加者らは、トレーナーで講師の太田藍さんの掛け声にあわせ、声を出しながら椅子を利用したストレッチや介助を受けながら立ち上がる訓練などを体験。同プログラムは日常生活動作の改善に基軸を置き、女性特有の健康課題を解決するために考案された「月経コンディショニング」が取り入れられ、膀胱炎や尿漏れ対策にもつながるという。

矢野理事長は「近隣の方からの要望もあり、入居者以外にもサービスが受けられるよう新たにデイサービスも始めたい」と抱負を述べた。

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