すし酢がなくても大丈夫!代わりになる意外な食材とは?「ホクホクの豆もおいしい」「鮮やかで食欲が増す」
うっとうしい梅雨の季節は、さっぱりとした酢飯が食べやすく感じることがあります。簡単に酢飯を作るには市販のすし酢を使ったり、またすし酢がない場合でも酢・塩・砂糖を混ぜれば、すし酢は作れますが、今回はすし酢を使わないちらし寿司を紹介します。
すし酢は使わない
今回は、市販の生姜の漬物を使ってみます。生姜はみじん切りにしてごはんに混ぜ、汁はすし酢のベースとして使います。
味がまろやかなので、少し塩と酢と砂糖を加えて調節します。
具材はヘルシーに、そして涼しげな緑色が映えるような食材を使ってみました。
盛り付けはぜひ彩りを意識してみましょう。最初に錦糸卵を散らして、その上にそら豆・きゅうりの塩もみ・大葉を後からのせます。特に豆類は崩れやすいのでごはんに混ぜないようにしてください。
「そら豆のちらし寿司」の作り方*調理時間:10分(米の炊飯時間は含まず)
材料*2合分
・ごはん……2合分
・そら豆(さやから出した状態)……50g
・きゅうり……2分の1本
・塩……小さじ4分の1
・酢……小さじ1
・大葉……3枚(細切り)
・錦糸卵……卵1個分
・白いりごま……大さじ1
A)
・生姜の漬物……40g(みじん切り)
・生姜の漬物の汁……大さじ3
・酢……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・塩……小さじ2分の1
作り方
1. たっぷりの水に塩を加えて沸騰させ(400mlに小さじ1の塩が目安)、薄皮に切れ目をいれたそら豆を2分ゆでます。
2. きゅうりは輪切りにして塩をまぶして5分ほどおき、水気をしっかり絞って酢をあえておきます。
3. あらかじめよく混ぜておいたAを温かいごはんにかけて、しゃもじで切るように全体を混ぜ、ごまを加えてさらに混ぜたら少し冷ましておきます。
4. ごはんを器に盛り、錦糸卵・きゅうり・そら豆・大葉の順で上にのせます。
そら豆以外にも枝豆やスナップエンドウを使うのもおすすめです。いずれも軽く塩茹でしてお使いください。生姜とごまが入った酢飯にほんのり甘い豆と錦糸卵、そしてきゅうりの食感が楽しいシンプルなちらし寿司です。
大皿に盛って食卓に出せば、見た目も涼しげなちらし寿司の完成です。
本多 理恵子/料理教室主宰