閉校の剣崎小 夜空に惜別の一千発 有志ら400万円寄付
南下浦小学校との統合で、今年度を持って閉校する剣崎小学校では20日夜、児童や地域に思い出を残そうと、保護者や教職員、地域関係者らによる花火大会が実施された。開催へ向け、実行委員会は昨年9月から寄付を募り、最終的には目標の倍以上の約403万円が寄せられた。
花火は午後7時から15分間、同校の前に広がる江奈湾の間口漁港から計1080発が打ち上がり、来校者は校舎や屋上から夜空を見上げた。
終了後、同校卒業生の木村日南(ひより)さん(南下浦中2年)は「これまで見た花火の中で一番きれいだった」と感無量の様子だった。