富士急行線1000系車両、2024年12月で定期運用終了へ
富士山麓電気鉄道はこのほど、富士急行線で使用している「1001号編成」の定期運行を2024年12月15日(日)に終了すると発表しました。これにより、同線で1994年以降活躍してきた1000系車両の定期運用が終了することになります。
1000系車両は京王電鉄から譲受された車両(元5000系)で、現在は「1001号編成」と「富士登山電車」の2編成(4両)が活躍しています。
同社によりますと、今回引退が発表された「1001号編成」は、15日以降は臨時列車として運行する予定などもないとのことで、完全に引退するかたちとなります。「富士登山電車」は定期運用には就いていませんが、今後も臨時列車として運行します。
定期運用終了にともない、同社は2024年10月1日を「1001号編成の日」に設定。「1001号編成の日」から運行終了日までの期間、引退記念イベント・撮影会の開催や記念グッズの販売を計画しているといいます。詳細は10月上旬にホームページなどで発表予定。