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『ワイスピ』次回作の状況をヴィン・ディーゼルが報告 ─ 『トリプルX』『ラスト・ウィッチ・ハンター』続編も進行中

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『ワイルド・スピード』シリーズのドム役での主演と製作を務めるヴィン・ディーゼルが、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)続編となるシリーズ完結作『Fast X Part2(原題)』の最新状況を伝えた。

ディーゼルは2025年の関連のパーティーに出席した翌日、「早くから仕事に戻った」としながら、にて現在抱える数々のプロジェクトについて報告。ライオンズゲート『ラスト・ウィッチ・ハンター』(2015)やコロンビア ピクチャーズ『トリプルX』シリーズの継続に関する話し合いを進めているとしながら、マーベル『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』グルートの単独映画企画『プラネットX』の存在も。

また、マテル社のボクシングオモチャ実写映画化にも携わるディーゼルは、同企画について「『バービー』の男性ホルモン版」と表現。さらに、熱狂的ファンのために『リディック』シリーズは「存在し続けなければならない」と続編の意向を示し、「あの悪名高いニューヨークの刑事の映画も監督している」と、1970年代の刑事ドラマシリーズ「刑事コジャック」リメイク映画版が動いていることも報告した。

「これだけのクレイジーな一年のスケジュールの間を縫って」と続けたディーゼルは、『ワイルド・スピード』次回作について「『Fast X2』というフィナーレをこの夏、LAに戻す戦いを続けるぞ!」と明かしている。

© Universal Pictures

© Universal Pictures

ディーゼルはこれまで『ワイスピ』完結編について、『ファイヤーブースト』を含めて2部作であるとも、3部作が求められているとも説明していたが、ひとまず今回は「フィナーレ」と明言。撮影はすでに始められているが、シリーズ原点のLAに立ち返るこだわりを見せているのは、ミア・トレット役ジョーダナー・ブリュースターがLA山火事被害支援のためからだ。その時ディーゼルは、「今まで以上に、ロサンゼルスが求めている…ロサンゼルスは25年前に『ワイルド・スピード』が撮影を始めた地だ…そし今、『ワイスピ』がついに故郷に戻る」と書き込んでいた。

2025年アカデミー賞授賞式では、壇上で地元消防士を称える演出もあった。ディーゼルはこれに感銘を受けたことも述べており、LA撮影にますますの意義を見出している。「映画をLAに連れ帰るのは簡単な仕事ではないが、それが正しいことだから、俺たちはやるんだ」。

『Fast X Part2(原題)』の公開時期は明らかになっていないが、ディーゼルは以前2026年3月までの公開を目指すとしていた。

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