『スパイダーマン:スパイダーバース』マイルス役、トム・ハーディのヴェノムと共演希望 ─ 「実写で登場してほしい」
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズで主人公マイルス・モラレスの声を演じるシャメイク・ムーアが、トム・ハーディ演じるヴェノムとのクロスオーバーを希望している。米のインタビューにて語った。
『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズは、ピーター・パーカー亡き後の世界を舞台に、“2代目スパイダーマン”となった少年マイルス・モラレスと、マルチバースから現れたスパイダーマンたちを描くストーリー。マルチバースのコンセプトを活かし、前作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)にはサム・ライミ版3部作のトビー・マグワイアと『アメイジング・スパイダーマン』2作のアンドリュー・ガーフィールドの映像が使用され、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でアーロン・デイヴィス役を演じたドナルド・グローヴァーが実写登場した。
来たる第3作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題)』で、実写とアニメの境界線を飛び越えて登場してほしい実写のキャラクターはいるのだろうか? この質問に対し、ムーアは「実写で別の誰かを? それならヴェノム役でトム・ハーディに登場してほしい」と答えた。
『ヴェノム』シリーズに主演したハーディは、作品『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のミッドクレジットシーンに同じ役柄で姿を見せ、マルチバースを行き来した。『ヴェノム』シリーズは(2024)で3部作を締めくくったが、インタビュアーが「ラストダンスじゃないかもってことですね?」と聞くと、ムーアは「その通りです」とジョークで応じている。
ちなみに『ヴェノム』シリーズからは、コンビニ店主のチェンさん(演:ペギー・ルー)が『アクロス・ザ・スパイダーバース』に実写で登場し、ヴィランのスポットと共演済み。こうした前例もあるだけに、将来的にヴェノムが『スパイダーバース』の世界に迷い込む可能性はゼロではないだろう。
『スパイダーバース』シリーズ完結編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題)』は製作が遅れていたが、監督を過去2作に携わってきたボブ・ペルシケッティ&ジャスティン・K・トンプソンが務めることが。これを機に、まだ始まっていないというが本格始動し、公開日などの新情報が届くことを期待したい。
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