胃の負担を最小限にすることで体の修復・回復力を高めていく8時間断食のやり方とは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】
体調を整えたい人におすすめ!8時間断食
断食メニューのひとつ「8時間断食」は、夕食をスープだけにして、翌日の朝食までのおよそ8時間、胃の負担を最小限にすることで体の修復・回復力を高めていく方法です。
体重・体脂肪率ともに適正範囲内だけれど、「最近、顔色が湖えない」「疲れがとれない」など、原因不明の不調を抱えている人におすすめです。また、断食に興味はあるけど、「24時間断食」や「30時間断食」にとり組むのは不安という人も、まずは「8時間断食」から始めてみるといいでしょう。
スープの内容は、野菜をはじめとする消化に時間のかからないものならなんでも大丈夫です。ただ、ヘルシーなイメージのあるこんにゃく、肉や魚がメインのものは消化に時間がかかるので避けるようにしてください。
夕食が就寝1〜2時間前になってしまう場合は、具なしのスープが基本です。味つけで何にしようか迷うなら、出汁をベースにしたスープにしましょう。かつお節や昆布に含まれる成分が、体を整える働きをアシストしてくれます。市販の出汁パックなら数分で完成しますので手間暇もかかりません。
また、即席みそ汁などを活用してもOK。もし味が濃いと感じた場合は、付属のみそを減らすなど薄味に調整をしてみてください。
8時間断食のやり方
食べる時間に合わせて、夕食を野菜入りの薄味みそ汁や具なしの出汁スープなどにする方法です。減量目的というよりも体質改善におすすめです。
1日目(不食日)
朝:無糖のヨーグルトや季節の果物 昼:おかずのみ 夜:スープのみ
2〜5日目(良食日)アルコールOK!
朝:無糖のヨーグルトや季節の果物 昼:おかずのみ 夜:野菜メインの料理やスープ
6〜7日目(美食日)アルコールOK!
朝:好きなもの 昼:好きなもの 夜:好きなもの
スープの選び方
夕食の時間が・・・
寝る直前〜2時間以内:具なしの出汁やスープ
寝る2時間以上前:野菜入りの薄味みそ汁など
8時間断食を楽にするポイント
楽にするポイントは昼食を食べ過ぎないこと
夜はスープだからといって昼にガッツリ食べると、血糖値の乱高下が起きて余計に食欲が湧いてきます。昼食には良食日の昼メニューと同様、野菜とたんぱく質を中心としたおかずを食べましょう。
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そんなに食べてないのに太る本当の理由
「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。
食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。
食べ過ぎチェックリスト
ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。
□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている
□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている
□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない
□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン
□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある
□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる
□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある
□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない
□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き
□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている
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出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』