【京都】回転寿司大手「魚べい」が満を持して新業態の本格寿司店をオープン「京都千両」
回転寿司大手「魚べい」が満を持して新業態の本格鮨店「京都千両」を、京都駅八条口前にオープン!寿司だけではなく、八寸や炊き合わせなど会席料理も楽しめ、使いやすい寿司店です。
京都駅前、回転寿司大手が始めた本格寿司店
京都の玄関口、京都駅。再開発がすすみ、ホテルや飲食店増え、盛り上がる八条口エリア。
八条口の真ん前、職人さんが握る鮨をメインとした和食店がオープンしました。
寿司チェーン大手『魚べい』、『元気寿司』を展開する「株式会社Genki Global Dining Concepts」の新業態『京都千両』がオープンしました。
八条口から横断歩道を渡ってすぐ、新幹線や近鉄の改札から徒歩5分もかからないバツグンの立地です。
新築のきれいな店内。立派なカウンター席が目をひきますが、テーブル席や個室など、多彩なレイアウトで色んなシーンで使える寿司店です。
今回は、オープン前のレセプションでお邪魔しました。ディナーのおまかせコース 赤富士(20000円 税込)をご紹介します。
予約制のコースで、季節や仕入れ状況によって、コース内容は変わります。
コースは八寸からスタート。多彩な食材と調理法を駆使した色鮮やかな八寸で、お酒のアテにピッタリです。
・トマトとホタテ、梅ジュレ
・フォアグラ最中
・牡蠣と葡萄の白和え
・きのこと京水菜菊花和え
・さざえやわらか煮
・からすみ大根
食材の仕入れは既存のルートではなく、この店舗のため開拓。京都中央市場をはじめ、厳選した食材を使用されます。
寿司の看板ネタの本マグロは、京都北部 伊根町からの仕入れでした。
続いて、お造りの盛り合わせ。
サーモン、本鮪の中とろ、生海老で、それぞれにあう薬味が添えられています。
お造りにも一工夫するこだわりです。
つづいて、カニ餡掛け茶碗蒸し。
蟹身もたっぷりで優しい美味しさの茶碗蒸し。生姜がいいアクセントに。
ここから握りがスタート。途中、焼き物やすき焼きなども挟みながら、握りが提供されます。
一貫目は高級魚のシマアジで、旨味が引き出され、歯ごたえがあります。旨味はあるが、サッパリしていて一貫目に最適。
続いてサーモン。高級寿司店ではあまり置いていないサーモンですが、国内外で人気のネタなので、京都千両では気にせず楽しんでほしいとのことでした。
つづいて車海老。食感の良さと甘味は、車海老ならではの味わいです。
握りの間に、焼き物 銀鱈の西京焼きと、炊き合わせの海老芋まんじゅうが入ります。
風味がよく脂の美味しさが光る銀鱈と、ホクホクの海老芋まんじゅうで、間に温かいお料理が入るのもうれしいですね。
ここから握りのクライマックスが始まります。
まずは本鮪の大とろです。
大トロのならではのとけるような食感と上品な脂の甘さがたまりません。何貫でも食べられそう。
甲イカは、細かい切付をいれ軽く炙って香ばしく。切付が入ることがイカの甘味を感じやすくなります。
北海道産の雲丹は軍艦で。こぼれそうなくらいたっぷりと。風味のよい本わさびが、雲丹の旨味を引き立てます。
和食ですが、美味しいおお肉も少し食べたいなって方も多いと思います。
和牛を使ったすき焼きも少し用意されていているので、肉欲を満たすこともできる嬉しいコースです。
黄身と絡めて、濃厚な旨味をもつ和牛のすき焼きを楽しめます。お野菜や豆腐にも肉の旨味が染み渡り、量以上の満足感でした。
締めの握りがスタート。さっぱりだけど濃厚な旨味の本鮪赤身です。
肉厚ですがふわっと柔らかい穴子の握りと、なめこの赤だし。
まさに職人技、きれいな厚焼玉子です。
玉子の優しい美味しさが、〆にピッタリ。厚焼玉子でお食事は終了。
最後の甘味は、抹茶とチョコのアイス最中。甘さ控えめで、素材の美味しさを楽しめる甘味でした。
握り、八寸、焼き物、炊き合わせ、すき焼きと、多彩な内容で満足度の高いコース料理です。大手寿司チェーンの力の入れようを垣間見ました。
ランチは3500円~、ディナーは9500円~と立地を考えると使いやすい価格帯。立地もよく、観光や海外のお客さんを案内すると喜ばれそうな寿司、和食の新店です。
店舗情報
店名:京都千両
住所:京都市南区東九条室町48 J'Sビル 1F
電話番号:050-5594-1743
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~22:30
定休日:なし
HP:https://www.senryo.info/
予約:京都千両のご予約はこちらから。