梶ヶ谷トンネル 落書き消しに50人 地元町内会が呼びかけ
馬絹町内会(目代鉄男会長)の住人らが3月29日、尻手黒川線・第4梶ヶ谷架道橋下のトンネルで落書きを消す作業を行った。
同町内会の呼びかけに、川崎愛児園で暮らす児童ら約50人のボランティアが、歩道側の壁面約200mを1時間かけてペンキで塗装し、落書きを消去した。
宮前区では、町内会・自治会・ボランティア団体などに対して、落書き消し用の機材の貸与などの支援を行っている。今回の作業は同制度を利用したもので、目代会長は「多くのボランティアの方のおかげできれいになった」と話した。
昨年は反対車線を塗装したが、1カ月もしないうちに何者かによって落書きされた。2年連続で参加した岸尚子さんは「自分勝手に描く人がいるが、消す人がいることを知ってもらいたい」と再発防止を訴えた。