日々を豊かにするために「スタートを感じる春」にこそ“新たな目標”を立ててみる
潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】 「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。
人々を魅了する桜の存在
今年は、春がのんびりしている。3月末からふっくら蕾が開き始めた桜が、突然戻ってきた寒さで開花するスピードを緩めたせいか、いつもより長く花見を堪能できたような気がする。
4月上旬に、近所の小学校や中学校で入学式が行われていたけど、学校の前の桜は満開。満開の桜の木の下で入学の写真を撮れるって素敵。春ののんびりさのおかげで、素敵な入学の写真が残せたはず。
友人から入学式の写真が送られてくるたびに、満開の桜の下で新しい制服を身につけたり、ピカピカのランドセルを背負った子どもたちの姿を見てウルウルした。
我が家の近所には、東京でも有名な桜の名所がある。そのため、普段は静かな街に驚くほど人が増える。桜の何がこんなにも人々を魅了するのだろう。
人ごみの中で見る桜も美しいけれど、静かな場所で見る桜が好きだ。家から20分ほど歩いたところにある桜並木の遊歩道は、夕方を過ぎるとほとんど人がいない。
ライトアップがされているわけでもないけど、街頭に照らされた満開の桜は息をのむほど美しい。今年はその遊歩道を2回ほど家族で散歩した。
見上げると、ピンク色の天井が広がる。風に吹かれてひらひらと桜の花びらが落ちてくる様子を見ていると、何とも言えない幸福感を感じる。
冬から春へ。そのタイミングで世界をピンクに染めてくれる桜は、これからの日々に希望を感じさせてくる存在なのかもしれない。
新しいことがスタートする春
それにしても、この時期まで冬物のコートを着ているのも珍しい。スマホの画像フォルダを遡ると、昨年もその前の年も、この時期はもう冬物のコートなんて着ていない。
今年は、本当に春がのんびりしている。
雨が少ない冬だなぁと思っていたら、今年の春はやたらと雨が降る。衣替えをしたいのに、まだまだ寒そうなので片付けられない冬物と慌ててひっぱり出した春物の服でクローゼットごちゃごちゃしている。衣替えのタイミングで片付けしなくては……。
2025年がはじまって4ヵ月経つけれど、春が来るとその年がようやく動き出すという感覚がある。すごく運勢が良いと言われている今年の私。運気の良さを感じ始めるのはこれからなんだろうなぁという気持ちでワクワクしている。
何かにつけ、この時期は希望を感じたりワクワクする機会が増える。私は、春に対しての期待値が高すぎるのかもしれない。
6年生になった娘は、クラス替えがないのでいつも通りな気分で新学期を迎えた。3年生から担任の先生が、4年、5年、6年と引き続き担任になったので、小学校生活最後の1年はこれまで通りの感覚でスタートした。
春はいろいろと新しいことが増える季節ではあるけど、当然のように、「これまで通り」継続していくものもたくさんある。大人になってからは、春だからと新しくスタートすることのほうが少ない。
それでもやっぱり、春は”スタート”な気持ちになる。
今年のうちに叶えたい目標を1つ立てる
年明けに、ノートに「今年の目標」を書いた。1ページぎっしり。そして、2月、3月、4月と時間が進む中で、次のページにさらに書き足したことがたくさんある。早くも達成したり、叶ったものには印をつける。
1つ叶ったら、また新しい目標を追加する。このノートに書きこむときは、欲張りだなぁと思うくらいの気持ちがちょうどいい。
叶えたいことのページの他に、「気づき」のページもある。あと、他人から言われたら自分のことをメモするページもある。
今年は、何かとノートに書き残すことをしている年だ。
あと、年のはじめに受けた「年間リーディング」で全ての月のテーマを書き残しているので、新しい月が来る度に、その月のテーマを確認する。
2025年4月の私のテーマは、「やりたい自分を見せる」「魂の解放」らしい。ちなみに3月は、「心の解放」と「自己愛」だった。3月は、本当に自己との向き合いに費やした月だったので、振り返るとまさに! だったりする。
4月は、自分がやりたいこと、感じていることにちゃんと行動で応えてあげたいなと思っている。
だから、なんとなくワクワクしているのだろうか。
そのテーマをもとに、また1つ何か目標を書き足そうと思う。
新たな目標について考える時間を持つと、”スタート”を感じるこの時期をますますワクワクして過ごせるかもしれない。
潜在意識インタビュアーkaho/ライター