飛行機に乗り遅れてブチ切れた女、カウンター内に入りPCを投げつける暴挙に(米)
米イリノイ州のシカゴ・オヘア国際空港で先月30日、飛行機に乗り遅れた女がブチ切れ、フロンティア航空のスタッフにPCモニターを投げつける暴挙に出た。当時の様子を捉えた動画はSNSに投稿され、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えて拡散している。
シカゴ警察によると、事件が起きたのは先月30日午前7時45分頃で、31歳の女(名前は明らかにされず)がフロンティア航空の運航する飛行機に乗り遅れ、チェックインカウンターでブチ切れたという。
SNSに投稿された動画では、女が荷物用のはかりを乗り越えてカウンター内に入り込み、大声を上げながら緑色のポロシャツを着たスタッフに掴みかかるのが見て取れる。
するとその後、カウンターの外にいた男性が女を止めに入るが、女はスタッフに向かって叫び続け、男性の手を振り払おうとした。そしてカウンターに置いてあったPCモニターを持ち上げると、この男性に投げつけた。
PCモニターは男性の腹部を直撃したが、女の暴走はさらにエスカレートし、別のPCモニターを掴んで床に叩きつけると「ばかげているわ!(Stupid!)」などと叫び続けた。
この動画を撮影した旅行者は、「女はチェックインの時間に間に合わず、スタッフが搭乗を拒否したためブチ切れた」と語っており、シカゴ警察はその後、「女は現場から逃走し、現在も拘束者は出ていない」と公表した。また、女が現場で投げつけた携帯電話により40歳の女性が負傷し、24歳の女性も足に怪我をした。一方、フロンティア航空は「警察の捜査は継続中である」として、この件に関するコメントを控えている。
なお女の暴走を捉えた動画は、SNSで拡散を続けており、次のようなコメントが寄せられている。
「全ての航空会社はこの女の搭乗を一生禁ずるべき。」
「懲役刑と罰金を科し、搭乗禁止名簿に記載すべき。」
「なんて悲しい行為。」
「彼女の子供が見ている前で、なんてことだろう。トラウマになるよ。」
「いや、子供は泣いてもいない。母親の暴力的な行動に慣れているのでは?」
「また“カレン(やりたい放題の白人女性)”が現れたようだね。」
ちなみに“カレン”と言えば、2020年8月に米ニューヨーク州でフードデリバリーの配達員の女が「チップが少ない」と客に食ってかかり、商品を持ち去った。当時の動画がYouTubeに投稿されると、彼女こそ“カレン”だと話題になっていた。
画像は『New York Post 「Irate passenger hurls computer monitor calls airline staff ‘stupid’ during shocking meltdown inside Chicago’s O’Hare Airport」(Storyful)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)