「汚いのはもう伝統」パリ五輪開会式を行うセーヌ川は綺麗にならないのか?
7月26日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、パリオリンピック開会式について意見を交わした。
パリオリンピック開会式に先駆けて、サッカー女子が行われ、日本は世界ランキング1位のスペインと対戦し、1対2で敗れた。日本はスペインから先制点は奪ったが、その後見せ場をつくれなかった。終わってみれば、ボール支配率はスペインの69%に対して、日本は31%。枠内のシュートも日本の2本に対し、スペインは7本。細かいパス回しやドリブル突破など、多彩な攻撃の前に日本は打開策を見つけられなかった。男子サッカーは初戦で南米予選1位のパラグアイに5対0で快勝したが、明暗が分かれた形となった。
寺島アナ「いよいよパリオリンピック開会式が、日本時間の明日午前2時半、市の中心部を流れるセーヌ川で開催されます。選手団が船に乗って、世界屈指の観光名所を眺めながらの入場行進です。競技場以外で行う開会式というのは、夏のオリンピック史上初めてなんだそうですね」
内藤「風情はあるんでしょうけど、とにかくテロが心配ですよね。今はとにかくテロの危険がありますから、まずは無事に終わってほしい、それだけですね」
寺島「文化放送の特派員がパリに行ってまして、昨日、報告を受けたんですが、セーヌ川の水はやはりそう綺麗ではないということでした」
内藤「あそこは今から約100年前に、水が汚いから遊泳禁止になりましたからね。だから昨日今日の話じゃなくて、もう伝統なんです」
寺島「汚さの伝統っていうのは、あまりウェルカムじゃないですね。パリ市長がウェットスーツで泳いだりしていますが、大腸菌はまだいるみたいですね。頑張ってはいるんでしょうけれども、おいそれとセーヌ川の水質はなかなか変えられないみたいですね」