TIアサヒ、短時間で広範囲を計測できる新型LiDAR「UAVレーザー測量システム UL-3」発売
TI アサヒ株式会社は、ドローン測量のための「UAVレーザー測量システム UL-3」を発売
短時間で広範囲を計測
最大30分の飛行が可能。特に森林地帯や災害現場の日人が立ち入りにくい現場でも短時間で広範囲の計測が可能。計測距離は最大300m。レートGNSS/IMUセンサーとMatrice350機体を採用している。
LiDARセンサー:点群密度は64万点/360°森林地帯や災害現場の計測に適した最大300mの計測距離ハイレートGNSS/IMUセンサーとMatrice350機体を搭載最大30分の飛行時間(ホバリング時)通信距離は約8km1回のフル充電で計測可能な範囲は458m×458m=約21ha(東京ドーム約4.5個分)直感的な操作が可能なソフトウェア「LP360」で成果物の生成や点群の分類等が可能
計測ユニットにはスキャナと26MPのカメラ3台を搭載
UL-3により取得した点群
付属のデータ処理ソフトウェア「LP360」特長
直感的な操作でと成果物の生成や点群の分類等を簡単に行え、以下のような作業が可能になる。
LiDARおよび画像データを元にカラー点群を生成データの可視化品質チェック分析分類3D編集
付属のデータ処理ソフトウェア「LP360」主な機能
Strip Alignモジュール:LiDAR データから各フライトライン間の位置ずれエラーを除去する。
ストリップアライン前
ストリップアライン後
3D Accuracyモジュールは水平および垂直チェックを自動で行い、位置のバイアスを除去する。
画像:専用ターゲットAccuracy starによる自動検出、バイアス除去
画像:標定点による自動検出、バイアス除去
LP360 Photoは高速オルソフォトの生成のためのモジュールだ。
画像:オルソ画像 短時間でオルソ画像を生成する。(本事例:約26秒)
画像:分類機能 地物の自動分類 木・建物・土が色で分類されている。WEBビューワーによる表示(※別途 要オプションライセンス)
UL-3 仕様書
計測ユニット本体
レーザークラスクラス 1 (EN60825-1 / JISC6082)測定範囲0.5m ~ 300mビーム本数32リターン数3スキャン角度FOV(前方方向) 120° 最大 360°、間隔 0.09° @5Hz/0.18° @10Hz/0.36° @20Hz取得点数640000 点/秒 @1リターン 最大 1920000 点/秒 @3リターン精度±1cm正確度≦5mm@1σカメラソニー製 カメラ3台搭載: 2600万画素 (APS-C) メカニカルシャッター、キャリブレーション済み使用温度範囲-15℃ ~ 50℃重量1.75kg(計測ユニット本体のみ)
2.23kg(バッテリ、アクセサリ含む)電源Matrice350 より供給(内蔵バッテリ併用可)
計測ユニット搭載 GNSS/IMU
GNSS/IMUGNSS: 5Hz IMU: 200Hz受信可能衛星システムGPS GLONASS QZSS GALILEO BEIDOUGNSSアンテナ2周波精度縮元観測手法別精度単独DGPSRTKPPK位置精度 (m)1.5-3.00.5-2.00.02-0.050.02-0.05速度精度 (m/s)0.050.020.015ロール & ピッチ (°)0.040.030.025方位 (°)0.30.280.180.08
DJI Matrice 350
寸法 (幅×奥行×高さ)81.0cm × 67.0cm × 43.0cm(プロペラ除く)対角89.5cmバッテリーTB65 5880mAh Li-Po バッテリー 2個最大飛行可能時間約30分(ホバリング時 / 計測ユニット搭載時)障害物センサ全方向(計測ユニット搭載時は下方センサー無効)重量Matrice350: 6.47kg (TB65 × 2個 バッテリー含む)自動離着陸Matrice350飛行周波数2.400~2.483GHz最大伝送距離(送信機)約8km(障害物や電波干渉が無い場合)
TI アサヒ