あなたの上司は大丈夫?しかり方で分かる上司の4つのタイプとは?【心理学の話】
しかり方で判断される上司の人格
上司にガツンとしかられた経験もあるでしょう。そのとき、上司はどのような態度であなたをしかっていたか、思い出してみてください。しかり方から人格を見抜けます。
もし、あなたを立たせ自分はどっかりと座ったままでしかっていたら、その上司は地位に溺おぼれ、あなたを仕事仲間と思っていなかった可能性があります。
逆に、あなたを座らせて自分は立って見下ろしながらガミガミいっていた場合、権威主義で上下関係にこだわり、部下の手柄を横取りするタイプだったかもしれません。
もし今、あなたが部下をしかる立場になっていたら、ぜひお互いに椅子に座って向き合ってみてください。こうすることであなたは、自信に満ちているけれど地位や権威に溺れることなく、部下を仕事仲間として大事にし、トラブルが起きたときにもみんなを守る人格者として部下の目に映ります。また、声にも気をつけたいものです。
心理学では、大声でしかる人は「話を聞け!」と強制する反面、その裏に気の小ささが隠れていると考え、ぼそぼそとした小声はしかっている自分に自信がないと考えます。最適な声は低めの落ち着いたトーンです。この声で諭せば、部下の信頼を得られるでしょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』