【二宮 イベントレポ】日曜の朝は、神社で筆活-瞑想後に心に浮かぶ文字を習字で書く
二宮町にある川勾神社の社務所内で、日曜日に月2回(不定期)開催されている墨魂書道家・秋鳳(しゅうほう)さん主催の書道教室に参加しましたのでご紹介します。
参加者が選んだ好きな文字を練習
筆者は8月中旬、日曜日の朝7時からの回に参加しました。
川勾神社の早朝の凛とした空気に包まれて気持ちが引き締まりました。
手水鉢のきりっとした龍のそばにアヒルのおもちゃがぷかぷかと浮かび、その対比が素敵です。
ここで清めてから、参拝します。
本殿に向かい、朝の参拝をしました。
到着したのは6時45分くらいで、他の参拝客はおらず、贅沢な時間を過ごすことができました。神社や大地や自然からのパワーを存分に体に吸い込みました。
参拝後、後ろを振り返ると、境内入口に趣のある茅葺の門が見えました。
筆者はこちらの神社の雰囲気が大好きで、歩いて行ける範囲に住んでいることもあり、よく訪れます。
書道体験は社務所内で行われます。
社務所に入ると大きな横長のテーブルに、硯や筆がセットされていました。
講師は、墨魂書道家・秋鳳さん。
書道の師範位の上級資格をお持ちです。
子どもの教育にも携わっている秋鳳さんは、老若男女に習字を通じて「自由な心で書くこと」を伝えています。
参加者が自由な心で書きたい文字を自分らしく書けるように、参加者に寄り添った指導です。とても穏やかで親しみやすい方で、丁寧に分かりやすく教えていただけました。
習字が上手でない私も自由に書いていいんだ、と思うと少し気が楽になり、いろいろ質問することができました。
書道開始
まずは3分間の瞑想をします。この瞑想で心が次第に落ち着いていきました。
その後、参加者は書きたい文字を自分で考えて、半紙に書いていきます。
秋鳳講師がオレンジ色の筆で添削します。
こちらの参加者の方は、なんと当日お誕生日とのことで、書く文字を「生誕」と事前に決めていらっしゃったそうです。誕生日の朝に書道をするというのは、なんとも思い出に残りますね。
やはり二宮といえば吾妻山。「吾妻」という字を書いている参加者の方もいました。
習字は「はね」や「とめ」が難しいと個人的に思います。
それを練習するのにとてもよい字が「永」という字だそうで、すべての要素がこの字には含まれているとのことで、永を練習される方もいました。
わんちゃんを飼っている方は「愛犬」と書いていました。愛が含まれた字ですね。
やはり好きなものを書くと、心がこもりますね。
筆者もこの字に感化され、「猫」や飼っている猫の名前を練習しました。
愛犬と書いた方は花屋さんでもあるので、花の字の練習もしていました。
下記は講師の秋鳳さんが花の絵を花の字につけたもので、花の可憐なイメージに合っていてとても素敵でした。
秋鳳さんは、花文字というアート書道の活動も行っています。
花文字とは、文字そのものを色や形、花や動物、縁起物のモチーフで装飾するアート書道です。
販売もされているようで、子供の生誕祝いとして子供の名前の字や、開店したお店の名前等を注文される方等が多いそうです。
気になる方は、秋鳳さんのインスタグラムをご覧ください。
集合写真
最後に自分で書いた字を持っていただき、集合写真を撮影しました。
どちらの字も、朝の静寂の時間の中、心を込めて書かれていてとても素敵ですね。
こちらの体験が終わってもまだ9時前。
神社の中での朝活の筆活は、心も整い、字も上達する、とても素敵な体験でした。
みなさんもぜひ、川勾神社での朝の筆活、体験してみてはいかがでしょうか?
とてもおすすめです。
日曜の朝は、神社で筆活
開催日時
日曜日(不定期)※開催予定日はインスタグラムにてご確認ください
朝の7時から90分、もしくは、朝の9時から90分
開催場所
会場名:川勾神社
住所:二宮町山西2122
駐車場:あり
参加費
税込3,000円(道具代込み)
主催
墨魂書道家 秋鳳(しゅうほう)
問合せ:090-9677-0953