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紫色の花と香りで一服の清涼感~橋野町青ノ木のラベンダー畑で観賞会~

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「橋野鉄鉱山フラワーガーデン」内のラベンダー畑

 釜石市橋野町青ノ木の「橋野鉄鉱山フラワーガーデン」内のラベンダー畑で17、18の両日、花の観賞と刈り取りを楽しむ会が開かれた。橋野町振興協議会(和田松男会長)と栗橋地区まちづくり会議(川崎孝晴議長)の共催による夏の恒例企画。梅雨が明け、連日、真夏日を記録する厳しい暑さの中、訪れた人たちはラベンダーのさわやかな香りに心身ともに癒やされた。

 2015年に同振興協によって整備されたラベンダー畑には、約700株のグロッソラベンダーが植えられている。今年は7月初旬に開花し始め、17日時点で7分咲きとなった。会の両日は、はさみで刈り取ったものを一束300円で持ち帰り可能。株分けした苗や地元住民が作った匂い袋も販売された。

観賞会で刈り取り体験を楽しむ親子=17日

白や黄のチョウも飛び交い、紫の花と競演

 中妻町の佐々木未結奈さん(双葉小4年)は家族5人で来場し、「いっぱい採れてうれしい。ラベンダーはいい匂い。夏休みの工作で匂い袋を作ってみたい」とにっこり。22日から始まる夏休みに胸を躍らせた。

 震災で被災し、昨年3月、山田町から同市定内町に移住した佐藤和恵さん(65)は夫と初めて来場。「ドライフラワーにして香りを楽しむ」と声を弾ませた。橋野鉄鉱山の高炉跡には世界遺産登録される前に訪れたことがあるといい、「遺産見学と合わせ、豊かな四季を堪能できる周辺環境があれば、『来て良かった』とさらに満足度が上がる」と話した。

 ラベンダーの香りは、安眠、リラックス、鎮痛、防虫など多様な効能があるとされる。会場では、同振興協のスタッフが活用法や育て方などを教え、来場者を喜ばせた。2日間で市内を中心に約100人が訪れた。

来年は株分けした苗を植栽し、面積を拡大予定

 同フラワーガーデンは同振興協が取り組む「橋野地区地域資源利用魅力向上事業」の一環で昨年度新設。橋野鉄鉱山インフォメーションセンターに隣接する旧青ノ木グリーンパークスケート場跡地約2300平方メートルに、約30種の花苗や幼木を植え、ラベンダー畑と合わせ一体整備した。

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