淡路市『こぞら荘 喫茶食堂』手づくり麹たっぷりの料理で心と体を満たす“食堂時間”を 淡路市
淡路市北山に『こぞら荘 喫茶食堂』が2月20日に開店しました。淡路市の大人気カフェ『森のオト』が移転し、新たなカタチで生まれ変わったお店です。記者も早速訪れてみました。
同店は淡路島でカフェ・宿泊施設の運営、焼き菓子販売等を手掛け、約20年にわたり島のカフェ文化を牽引してきた株式会社KOZORASOUが運営。新店舗は、雑貨店『のんきなリス』のお隣にあります。
木の扉を開くと、光がたっぷり差し込む店内は、開放的で落ち着いた雰囲気。洗練されていながらも温かく、心がホッととほころぶ空間です。
同店では、11時から15時は「食堂時間」としてランチを提供。自家製麹を使ったメイン料理に、淡路島の野菜をふんだんに取り入れた小鉢数種などが並びます。強い味付けに頼らずに素材の持ち味を活かした、毎日でも食べたくなる「やさしいごはん」が信条です。
メインの一皿は5種類の中から、一品を選びます。記者はこの日、定番の『せいろ蒸し焼売』を選びました。
ふっくらと蒸し上がった焼売は、真っ白つやつや!噛むほどに、玉ねぎ麹が引き出す自然な甘みと旨みが、口の中に広がります。
彩り豊かな小鉢も美しく、器使いがとてもステキ。甘辛い餡と油の香ばしさが風味を引き立てるがんもや、スパイスがほんのり効いたフムスなど、一品ずつが丁寧に作られていて、箸を運ぶごとに小さな喜びが重なります。
15時からは「喫茶時間」。素朴ながらも魅力的なスイーツと、多彩なドリンクが楽しめます。
記者がいただいた「苺のキャラメルカスタードタルト」は、甘さ控えめの生地と酸味のある苺のバランスが絶妙。自家焙煎の「光の種Blend」はしっかりとした苦味が、スイーツとの相性抜群でした。
今回の取材では、株式会社KOZORASOU 代表の藤江麻有子さんから直接お話を伺うことができました。
シンプルな店名は「毎日の延長線上にある、笑顔あふれる場所にしたい」との想いから名付けたという藤江代表。「ここは“日常”の空間を楽しむお店。お客様が気負うことなく、食事や会話を楽しんでくだされば嬉しいです。その意味では、以前の『こぞら荘』の雰囲気に戻した感じです」と、穏やかな笑顔で話します。
約20年前に洲本市のアルチザンスクエアで開店した、最初の『こぞらカフェ』。当時の淡路島では唯一無二のカフェで、多くの人たちに心から愛され親しまれたお店です。
それから何度かの変遷を経て、現在のカタチがある『こぞら荘 喫茶食堂』。お店の窓の外には、植えられたばかりの若木が見えます。これから成長するこれらの木々とともに、この場所でまた、新たな「こぞら荘」の物語が紡がれていくのでしょう。
そう考えると、店内に響くお客様の楽しそうな話し声や食器の音が、とても愛おしく感じられました。
ちなみに、お店の前に駐車場はありません。県道88号志筑郡家線沿いに、お客様用の駐車場が用意されています。
そこからお店まで徒歩数分の道のりも、四季の風情を楽しめるひととき。同店の魅力のひとつだと記者は思います。
場所
こぞら荘 喫茶食堂
(淡路市北山178-2)
営業時間
⚫︎食堂時間
11:00~14:30(予約優先|L.O. 14:30)
⚫︎喫茶時間
15:00~18:00(L.O. 17:30)
定休日
毎月2日 不定休
(こぞら荘のwebページの下部のカレンダーから確認)
駐車場
⚫︎駐車場住所
兵庫県淡路市多賀952-1
約30台 店から徒歩約5分
※お店の前の駐車場は使用不可