宇宙怪獣に対抗する術は巨大大仏ロボ!?──2025年夏アニメ『ダンダダン』第23話(第2期 第11話)「怪獣じゃんよ」を振り返ろう!第24話(第2期 第12話)「激突!宇宙怪獣対巨大ロボ!」の注目ポイントもご紹介!
2025年7月より放送中のTVアニメ『ダンダダン』第2期。原作は龍幸伸先生による漫画『ダンダダン』で、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の人気作品です。
超能力に目覚めた女子高生・モモと妖怪の力を手に入れた男子高生・オカルンが、仲間たちとともに襲い来る妖怪や宇宙人と戦いを繰り広げるオカルトバトルが大きな魅力。それに加えて高校生らしい友情やピュアな恋模様の描写もファンの心を掴んでいます。
9月11日には第23話(第2期 第11話)「怪獣じゃんよ」が放送されました。前話(第22話/第2期 第10話)では、新キャラクター・オタク男子の坂田金太が本格的に登場! 癖の強いキャラクターで多くの視聴者に強烈なインパクトを与えました。さらに、金の玉探しではなんと巨大な怪獣が出現! 次の展開に注目が集まっていました。
本稿では第23話(第2期 第11話)「怪獣じゃんよ」を振り返り! 原作との違いやSNSの反応などに触れながら内容を振り返っていきます。さらに、次回の注目ポイントもお届けします!
※本稿にはネタバレ要素が含まれます。
家が巨大ロボに!? まさかの展開に視聴者大興奮!
怪獣が巨大化するとともに、虚空に包まれたモモたち。どうやら怪獣は宇宙人のようで、能力者であるアイラやジジ、そしてなぜか一般人のはずの金太も巻き込まれてしまいました。
モモたちは必死に応戦するもあまりにスケールの違う相手に勝ち筋を見い出せず、怪獣が怯んだ隙に一旦綾瀬家に退避したものの、怪獣は迫ってきています。
オカルンの発案でナノスキンでできた家を怪獣と同じサイズにして戦う作戦に出ますが、怪獣と戦えそうなものを上手くイメージできません。そんな窮地を救ったのは金太でした。
長年ロボットに憧れてきたSF大好きな金太は、見事ナノスキンにイメージを読み込ませ、巨大な大仏型ロボットを完成させたのです。前話でナノスキンのことが書いてある雑誌を持っていたので、予備知識も持っていたのでしょう。とはいえ、大仏になったのは「デカいもの=大仏」を思い浮かべたモモが原因のようですが。
「下ネタ連発してた金太がこんなところで活躍するとは思わなかったw」「家が大仏ロボにトランスフォームする発想はどこから来るんだw」「モモが大仏思い浮かべたの笑った」「はちゃめちゃで面白い!」と視聴者は大興奮。
特にロボットの変形シーンは壮大かつユニークで、「変形シーンめちゃくちゃわくわくした!」と多くの視聴者が心を掴まれた様子。
ダイナミックな変形をする家の中はまるでからくり屋敷のようになり、居間に集まっていた仲間たちがいろんなルートで次々に各操縦席に連れて行かれました。
「モモの、って上かいボケがああああが好きすぎる」「BGMもオマージュ感じられてたまらない」「ロボット変形シーン、こだわりと遊び心が最高だった」とたくさんの感想が寄せられています。
ちなみに、ロボット完成後、その全体像をスクリーンに映したシーンでは、アルファベット表記の部分が「RO-BOTTO TO-KAITE SA-KATAKINTA TO-YOMIMASU(ロボットと書いて坂田金太と読みます)」や「ROBOTTOGASUKIDASHINUHODOSUKIDA(ロボットが好きだ死ぬほど好きだ)」と、金太の胸中を明かしたような内容に。
気付いていなかった方はぜひもう一度見返してみてくださいね。
バトルでは格好良く、オカルンの前では可愛いアイラ!
前半パートではモモ、オカルン、アイラの3人が巨大怪獣を相手に迫力あるバトルを繰り広げました。特にアイラは自在に操れる長髪を活かした機動力で果敢に攻め込んでおり、「アイラかっこよかった~!」との声も。
また、どんなに激しいバトル中も口喧嘩を続けるモモとアイラに「モモとアイラの小競り合いずっと観ていたいw」という感想も上がっています。
しかし、健闘虚しく負傷し意識を失ってしまったアイラ。オカルンに抱えられて、モモに超能力で運んでもらい、みんなで綾瀬家に避難。
ホッと一息ついてアイラを離そうとしたオカルンでしたが、何故か離れません。実はアイラ、いつの間にか気が付いてこれぞ好機とばかりに自らオカルンに抱きついていたのです。
「肉食系女子アイラいいね!」「あんなに派手に攻撃されたのに仮病使えるアイラ元気やなw」と緊迫した状況下で視聴者に笑いを提供してくれました。
さらに、家が変形するシーンでは怖がるふりをしてオカルンに抱きつくぶりっこモードに。「隙あらばオカルンにくっつこうとするアイラかわいい」「ここまでわかりやすいともはや清々しい」と視聴者も裏表のある彼女がクセになってきているようです。
今回のアニメオリジナルシーンは?
ここからは本話のアニメオリジナルシーンを一気にご紹介していきます。気付いた方も気付かなかった方も、原作未読の方も漫画と見比べてみてはいかがでしょうか。もちろん、下記以外にも細かい違いはありますので、そんなシーンもぜひ探してみてくださいね。
巨大怪獣の光線
巨大怪獣の光線シーンはアニメオリジナル。原作では光線を打つシーンはなく、それに関連する戦闘シーンもありません。ちなみに、怪獣のデザインも原作とは少し異なっており、原作の怪獣は角が左右にまっすぐ伸びています。原作のデザインでは角から前方に光線を打つことはできそうにありません。
邪視が投げ捨てたリュックが怪獣に当たる
金太を運んでいたジジが邪視になってしまい、リュックを投げ捨てるシーンは原作にもあるのですが、アニメほど遠くには飛ばしていません。精々その辺にポイっと投げ捨てた感じでした。まさか飛んで行ったリュックが怪獣に命中するとは……! しかも、あの頑丈な怪獣が当たってからしばらく倒れていたようなので、かなりの威力だったことがうかがえます。さすが邪視。
水の中を移動するオカルン
大仏ロボの操縦席に移動させられるオカルンが水中なのはアニメだけ。トイレに入るところは原作も同じですが、移動中は水中ではありません。もちろん、操縦席に着いてからドライヤーで乾かされるところもアニメオリジナル。気が利いたロボットですね。
第24話(第2期 第12話)「激突!宇宙怪獣対巨大ロボ!」の見どころ
巨大怪獣と戦えそうな大仏ロボを手に入れたのはいいものの、大仏は大仏。動かせそうな気配があまり感じられません……。もちろん、金太を含めて全員がロボット操縦は初めてです。
ここでも活躍するのは金太! いつかロボットに乗ることを夢見ていた彼がさらなる活躍を見せるのです。宇宙怪獣vs巨大ロボの戦いは見ごたえ抜群! 迫力のバトルに期待が高まります!