家族に食べさせたい野菜があった。姫路の『あかね農園 直売所』で出会った無農薬野菜 姫路市
姫路市の日赤病院から川沿いの道を北へ車を走らせると、ダイソー南隣に見えてくる『あかね農園直売所』。
どんな野菜が並んでいるのか、以前から気になっていた記者が、今回その実態を探るべく取材へ行ってきました。
店内に一歩足を踏み入れると、ずらりと並ぶのは朝採れのみずみずしい野菜たち。まず記者が驚いたのは、その見た目の美しさと立派さです。
「コレってほんとに無農薬!?」。化学肥料や農薬を一切使っていないとは思えないほど、みずみずしく艶やかで、力強い野菜が並びます。
その秘密とは―――?
その答えは、直売所から車で約15分ほど北にある『あかね農園』にありました。
こちらの農園では、葉物野菜やトマトを中心に、大きなハウスで丁寧な栽培が行われています。
この農園を運営しているのは、介護施設や保育園などを運営する『社会福祉法人 あかね』。「施設の利用者さんたちに、本当に安心して食べられる野菜を提供したい」そんな想いを原点に、休耕田を活用した地域還元型の野菜づくりが始まりました。
福祉事業とは全く異なる分野への挑戦には、さまざまな困難もあったそうです。それでも試行錯誤と研究を重ね、現在では施設で使用する野菜の7割以上を自家栽培でまかなえるほどに成長しました。
さらに、「せっかく丁寧に育てた野菜を、地域の方にも届けたい」と直売所で販売。栽培されている野菜は年間で約30種類にまで増えたそうです。
農園では、水分量や温湿度管理を徹底し、病気や害虫のチェックもすべて人の手で丁寧に行われています。
手間を惜しまない栽培管理が、高い品質につながり、えぐみのない野菜本来の甘みや旨味を引き出しています。
「有機野菜=高い」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際に農園の取り組みを知ると、その価値にも納得。
化学肥料や農薬を使わず、手間ひまをかけて育てられた野菜には、見た目や味だけでない”価値”の確かな理由がここにはありました。
特に力を入れているというトマト栽培では、技術担当者が日々研究を重ねトマトを育てています。今回は、採れたてのトマトを食べ比べさせていただきました。
まずは一番人気の「プレミアムトマト」。みずみずしさの中に、トマトの旨みをぎゅ〜っと凝縮された濃厚な味わいで、酸味と甘みのバランスが絶妙。まさに王道の一品です。
次にいただいたのは「極っ娘(きめっこ)」。シャリっとした食感と奥深い甘みが特徴で、糖度はなんと8~9%もあるのだとか!野菜というより、まるでフルーツのような印象でした。
ミニトマトの「フラガール」は、プチっと皮がはじけた瞬間、甘みと濃いトマトの旨味が口いっぱいに広がります。サラダはもちろん、オヤツやツマミにも何個でも食べれそう。「ハウスの中でトマト狩りがしたい!」と思うほど、記者好みの味でした(笑)。
直売所では、農園で採れた野菜を使った加工品も販売されています。
いずれも添加物不使用で、素材の甘みを活かしたやさしい味わい。
「セミドライいちじく」「干し芋」は、栄養価も高く、美容や健康を気にする方にもオススメです。ワインのお供や、小腹が空いた時のオヤツとして、バッグに忍ばせておきたい一品です♡
安心して食べられること。
ちゃんと美味しいこと。
そして、誰かを想う気持ち。
そんな想いが詰まった『あかね農園直売所』。日々の食卓に少しの安心と確かな美味しさを、大切な人との食事に取り入れたくなりました。
場所
あかね農園 直売所
(姫路市下手野4丁目13-55)
営業時間
9:00~17:00
定休日
日曜日
問い合わせ
079-269-8802