【松山市・造形あそびのキッズアートアトリエ asobino】正解のないアナログの世界で開花!AIに負けない表現力と感覚を育てる
絵具や粘土、木片など身近な素材を使い、自由に造形あそびを行う子ども教室に編集部員が潜入。動画やゲームのような即時的な刺激があふれる今、時間をかけてひとつのものをつくるアナログな体験は、子どもの感覚をやさしく刺激し、脳を癒やす時間にもなるという。思い通りにいかず試行錯誤を重ねるなかで、「なぜ?」と考える力や、自分なりの答えを見つける力が育っていく。
取材日のテーマは、子どもに人気の「スライムづくり」。洗濯のり、水、ホウ砂などを自分で量るところからスタートする。今回取材したチャレンジクラスは小学2〜6年生対象の80分制。先生に尋ねたり手助けしてもらいながら、完成まで約20分かかる。身近な材料でも、自宅でここまでの体験をするのは意外と難しいもの。「家でも学校でもない、自分らしく過ごせる第三の場所になりたいんです」と代表の立花先生。
感触を楽しみながら手を動かし、没頭する時間は、子どもの感覚や表現力を育ててくれる。
ここでは「上手になること」よりも、色を混ぜて感じる美しさや、素材に触れる感覚を大切にしている。上達することを目的とする普通の習いごととは、真逆の世界。「正解がない世界だからこそ、安心して挑戦できる環境がないと、子どもたちは『難しい』と感じてチャレンジしようとしないんです」と立花先生。子どものありのままの表現力を受け入れてくれる環境が、のびのびした発想力や新しい挑戦を支えてくれるのだ。
教室に入った瞬間から、子どもたちはにぎやか。月2回のこの時間を楽しみにしているようすが伝わってくる。親だとつい、「こうやったほうが簡単だよ」「集中して」など言いたくなる場面でも、この教室では、むやみにやり直させたり、とがめるような言葉は出てこない。二人の子育て中で、見守るよりつい口が出てしまうと自覚している編集スタッフは、その点においても感動してしまった。
「最初は自分の思い描いた創作ができず、作品を壊してしまう子もいるんですが、続けるうちに自分なりの落としどころを見つけて、根気よく向き合う姿勢が自然と身についていくんです」。手を動かし人と関わりながら、繰り返しチャレンジする経験は、これからの時代にこそ大切な学びといえそうだ。
保育士の経験があり、約12年前にベビーマッサージなどの子育て支援事業をスタートした代表の立花さん。造形教室のほかにリトミック、親子教室も運営する1児の母。「作ったり遊んだり、感覚的な体験であればあるほど、子どもは吸収していきます。自分で感じることや考える時間を大切にしながら、子どもの引き出しが増えてくれば、次第に子ども自身で工夫できるようになります」。子ども時代の原始的な体験には、計り知れない可能性が詰まっている。その大切さを実感できる教室だ。
造形あそびのキッズアートアトリエ asobino(アソビノ)
住所
松山市束本1-7-125-1 with21 2F
営業時間
13時~19時
定休日
木・日曜、祝日
料金
月謝:キッズアトリエクラス5,800円(5歳~10歳頃)、チャレンジクラス6,300円(小学2年~6年)/入会金 10,000円/体験1回 2,500円(入会の場合、入会金に充当される)
駐車場
20台(共用)
WEB
https://toi.hp-ez.com/
Instagram
https://www.instagram.com/asobino3
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