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『#家族募集します』プロデューサーインタビュー! 「少しでも温かい気持ちに」

TBS

毎週金曜よる10時からTBS金曜ドラマ枠で放送中の重岡大毅主演の金曜ドラマ『#家族募集します』(※第3話は8月13日[金]放送)。マギー脚本のオリジナルストーリーで、それぞれに悩みや秘密を抱える新米シングルファーザー&マザーたちが、ひとつ屋根の下で子育てをしながら共に過ごし“家族”になっていく姿を描く本作。今回、本作の魅力を掘り下げるべく、プロデューサーを務める佐久間晃嗣氏、岩崎愛奈氏にインタビューし、メインキャストの起用理由や本作を通して伝えたいメッセージなどを聞いた。

重岡大毅は「現場の空気を瞬時に明るく前向きにするパワーを持っている」

――企画自体はいつから動き始めたのでしょうか?

佐久間:昨年の夏頃に企画が決まり、俊平役が重岡さんが決まった後に、マギーさんに書いて頂くことが決まりました。マギーさんはTBSではドラマ『カンナさーん!』を書いていただいていて、それもシングルマザーの話なんですよね。ともすれば暗くなりがちなテーマでも、一貫してピースフルな世界観で描かれていて、だからこそむしろ切なくもあって。この企画のテーマにぴったりだと感じ、お願いしました。昨年末には1話がほぼ出来上がって、全体の流れも見えていましたね。

――主人公・俊平役で重岡さんをキャスティングされた理由は?

佐久間:映画『溺れるナイフ』や『宇宙を駆けるよだか』等、さまざまな作品で俳優としての重岡さんを拝見して、いつかご一緒したいなと思っていました。また、Paraviで配信されていた『パパジャニWEST』で子供と同じ目線で一緒に遊んでいる姿が素敵だなという印象もあったので、俊平役で真っ先に思い浮かんだのが重岡さんでした。俊平は笑顔がとても印象的な役どころで、その笑顔の裏に寂しさや戸惑いみたいなものを隠していて・・・そんな繊細な面も演じてくださるのではないかと思いました。

――重岡さんのご印象はいかがでしたか?

佐久間:演じる際はその場の空気を一番大事にしたいから、事前に考えすぎないようにしていると最初の打ち合わせでおっしゃっていたのがすごく印象的で、圧倒的な陽のオーラを持った、感覚的な方だなと思ったのですが、撮影が進む中で、印象が変わっていきました。ジャニーズWESTの皆さんと一緒に居るときはやんちゃで少年っぽいイメージだったんですけど、近くで見ていると、場の空気を見て、常に誰かの気持ちを慮っていらっしゃるんだなというのが感じられて。だから繊細なお芝居ができるんだろうな思いました。

岩崎:現場では本当に明るくて、スタッフを盛り上げてくださいますし、現場の空気を瞬時に明るく前向きにしてくださるパワーを持ってる方だなという印象です。お芝居に関しての向き合い方も本当に真摯で、俊平に真っ正面から向き合ってくださっています。

――他のメインキャストの皆さんはどのようにキャスティングされたのでしょうか?

佐久間:礼はシングルマザーで小学校の教師をしている知人がモデルになっていて、脚本のマギーさんに会って頂いて、キャラクターを作っていきました。初期段階からマギーさんと、“木村文乃さんが合いそう”という共通認識がありました。仕事と子育てを1人で頑張ってしまうという完璧主義な一面が強いキャラクターなんですけれども、そうすると堅物すぎるキャラクターになってしまうので、大人の女性の可愛さを持ち合わせた方に演じていただきたいなと思っていました。マギーさんは『99.9-刑事専門弁護士-』で共演していたこともあって、礼という役を考え始めた頃から木村さんを想定して当て書きされていたようで(笑)。オファーを受けていただけた際にはマギーさんと一緒にすごく喜びましたね。

また、太賀さんもいつかご一緒したいと思っていた俳優さんの一人でした。蒼介はこの物語が動き出すきっかけになる、テーマを象徴するようなキャラクターです。現実にはこんなお節介な人なかなかいないなと思っていて、そういうキャラクターをリアルにしてくれるというか、血を通わせてくれるのは太賀さんしかいないと思ってお願いしました。

岩崎:私も太賀さんのお芝居がとにかくすごく好きで、ぜひこの役をやっていただきたいなと思いました。今回の主人公の俊平はどちらかというと巻き込まれ型の主人公で、蒼介は人を巻き込んでいくタイプなんですよね。おせっかいすぎて、ちょっと鬱陶しいキャラクターに見える可能性もあるのですが、「この人だったら巻き込まれちゃいたい」「この人が生み出す波なら乗ってみたい」と思えるような人がいいなと考えた時に、太賀さんがぴったりだなと。お芝居の面でもとても信頼していますし、この作品は俊平、礼、めいく、蒼介の4人のコンビネーションがすごく大事になってくるので、起爆剤といいますか、面白い化学反応をもたらしてくださる方だろうなという期待もありました。

佐久間:そして、岸井さんはシンガーソングライターの夢を追い続けているシングルマザーの役なのですが、アーティストっぽいオーラのある方がいいなと思っていました。岸井さんはさまざまな作品で全く違う多彩なお芝居をされている印象がるのですが、どんな役柄でも不思議と感じられる天真爛漫さとアーティスティックなお顔立ちがめいくという役にぴったりだなと思いました。お芝居で歌をやられたことはないとのことだったのですが、今回、歌とギターを練習していただいて、第2話で素敵な歌声を披露していただきました。

岩崎:岸井さんはお芝居はもちろん、声の魅力がある方だなと思っていたんです。なのでこの方に歌ってもらったらどんな感じだろうと楽しみでオファーしたところもあります。あとめいくはなかなかパンチがあって、ちょっとびっくりするような言動や行動もあるんですけど、見ていくと好きにならずにいられないとてもチャーミングな女性なんですよね。見えにくいですけれど母親としての思いや葛藤も抱えていて、そういうとても人間らしい部分や、普通は言いにくいようなことをズバッと代弁してもきつくならないチャーミングさを表現出来るのは岸井さんなのではないかと思い、お願いしました。

――子役は約400名の中からオーディションで決められたとのことでしたが、どのように決めたんでしょうか?

岩崎:スタッフの中で一番話し合ったのが俊平の息子・陽についてなのですが、5歳にしてはとても難しい役柄だと思うんですよね。それにパパ役の重岡さんとの相性も大切だろうなと思っていて。最終的に決め手になったのは、佐藤遙灯くんが私たち大人の話を聞く時、ちょっと心細げに、だけど真っすぐに相手の目を見るんです。その目が印象的で忘れられなかったんですよね。「パパは今何を考えているんだろう」と幼いながら気にかけたり、一生懸命理解しようとする繊細な表現をこの子ならできるんじゃないかと思わせてくれる表情をする子だったんです。本人は緊張してただけなのかもしれないんですけど(笑)。「もう1回こういうお芝居をやってみて」と言ったときも真っすぐに目を見て、すごく頑張って応えようとしていて。その眼差しが「この子ならきっと陽をやってくれる!」と思わせてくれました。

佐久間:遙灯くんの「この子を守らないと」という父性本能を掻き立てられる表情がこの役にぴったりだなと思いました。遙灯くんが相手なら、俊平が「この子の前では笑ってなきゃいけない!」と自然に思えるだろうなと思いました。

――撮影してきた中で、この作品を表現できたなと手応えを感じたような場面はどこでしょうか?

佐久間: 1話のラスト、屋上で俊平が自分の思いを吐露するシーンです。元々この企画を考えたときにこのシーンは絶対にやりたいなと思っていた場面でした。実際に撮影して、お三方の空気感やお芝居が本当に素晴らしくて。このシーンを見ていただければ、この作品で伝えたい思いが視聴者の皆さんにきっと届くという自信になりました。

岩崎:撮影していく中で、3組の親子のそれぞれの関係性や信頼感を、重岡さん、木村さん、岸井さんが描き出してくださったので、そこでまず手応えを感じました。俊平とハルの親子の間に流れる空気も重岡さんが見事に作ってくださって、親子のシーンはそれぞれの愛情や絆を感じられるので、物語の中に流れる温かい空気があって。さらにそこに太賀さん演じる蒼介という起爆剤的のような存在が加わったらそのコンビネーションがとても良くて!カットがかかってしまうのがもったいないぐらい、「もっとこのシーンを見ていたい」と思うぐらい、楽しい掛け合いを作ってくださっています。

――本作を通して伝えたいメッセージは?

佐久間:さまざまなシングルマザー、シングルファーザーの方々に取材させて頂いた中で、「1人じゃないと実感することの大切さ」を伝えていきたいなと思いました。子育てや仕事に限らず、1人で抱え込んで日々歯を食いしばっている人たちが、誰かに頼ってもいいんだと思うことで背負っている荷物を降ろせたら・・・少しでも気が楽になれたらと思っています。そして、来週も俊平たちに会いたい、ここに一緒に住んでみたいという気持ちになっていただけたら嬉しいです。

岩崎:ここ数年ドラマを作っていく中で、ひとつ自分の中でテーマにしてきたことがあるんです。今、世の中の誰もが頑張りすぎているような気がしていて。もっとみんなが頑張りすぎずに軽やかに生きていけるにはどうしたらいいのかなということを考えてきました。そして、『#家族募集します』のようにみんなで一緒に暮らして、生活や子育てを助け合って、共有して、交流していくというのを、何か一つの考え方にできたらいいなと・・・。そういう考え方もあるよ、こういう方法もありだよね、というように方法のひとつとして提案できればと思いました。

そして、この物語を見ているといつの間にか4人の大人と3人の子供たちと一緒に暮らしているような気持ちになれるのではないかと。彼らが抱えた問題や悩みに共感したり、一緒に対応策を考えたり、見てくださる方も一緒に住んでいるような気持ちになると思うので、そんな思いで寄り添っていただけると嬉しいです。

■番組概要
〔タイトル〕
『#家族募集します』
〔放送日時〕
毎週金曜よる10:00~10:54

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