【西武】源田壮亮選手インタビュー キャプテンとして接戦には「勝ち切らないといけない」
5月24日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武ーオリックス7回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。バッティングの状態、接戦続きの戦いについて訊いた。
――源田選手はここ4試合で5本のヒットを放っています。バッティングの状態はいかがですか?
源田「感じがいいですね」
――感じがいいというのは具体的にはどういったことでしょうか?
源田「見え方や打球方向だったりとか」
――例えば、外崎選手ならセンターから逆方向への大きな当たりが好調のバロメーターなんだそうですが、源田選手の物差しはどこにありますか?
源田「感覚が大きいですね(笑)」
――言葉にするのは難しいですか?
源田「そうですね。でも、見逃した感じとかですかね」
――見逃すというのは、仮にストライクであっても関係ないということですか?
源田「『このあたりに打球が飛ぶだろうな』と思って振ったら、ちゃんとそこに打球が飛ぶとか、そんな感覚ですね」
――今シーズンはここまで半分以上、22試合が1点差の試合でした。この時期にこれだけの接戦が多かった記憶は、去年までの過去7年間で源田選手はありましたか?
源田「あんまりないですね」
――すべての試合に関わっている身として、相当ハードなんじゃないですか?
源田「1点差の試合というのは、精神的にも体力的にもきますね。接戦を勝てれば違うんですけど」
――これだけ競り合っているなら、勝ちと負けがいつでも逆の結果になりうると思います。こういった極めて惜しまれる状況を、キャプテンとしてどう捉えていますか?
源田「競り合って負けている。勝てないというのが事実あるので、やっぱり接戦の試合を勝っているチームが上のほうにいるなという感じなので、勝ち切らないといけないですね」
――セ・パ交流戦前最後の3連戦、相手はオリックスです。去年は初っ端から相性がよくなかったのですが、今年は互角に戦えていますね。
源田「そうですね」
――どのあたりにオリックスと互角に戦えている要因があると思いますか?
源田「やっぱり投手が試合をちゃんと作ってくれるのが1番なんじゃないですか」
――オリックス先発、東晃平投手の印象を教えてください。
源田「球にすごく勢いもあって、ちょっと動かしてくることもできますし、毎回試合をしっかり作っているなという感覚ですね」
――ツーシームはちょっと厄介なボールですか?
源田「厄介ですね。真っ直ぐも力があって強いぶん、ツーシームもすごく気になりますね」
――それでも髙橋光成投手を援護しなければいけません。今日ライオンズはエースを立ててきました。今シーズン髙橋光成投手の後ろを守っていて、源田選手はどのようなことを感じていますか?
源田「本人(髙橋光成)はいろんなことを考えながらマウンドで投げているなと感じますけど、振る舞いは大人というかしっかりしているなと思いますね」
――源田選手が言う大人の振る舞いというのは?
源田「思い通りの球がいかなくても、周りに声をかけながらマウンドで投げているなという印象ですね」
――(髙橋光成投手を)勝たせてあげたいですね。
源田「そうですね」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー