李家幽竹先生の2025年おうち風水!ここだけやれば開運間違いなし|STORY
来年の開運法も李家幽竹先生に聞いてみました!忙しい方も気軽に試してみることができるおうち風水。2025年は「土の年」ということで、自分を見直すにはとても良い機会だそう。小さな変化が開運につながるということで、ここだけ押さえれば開運間違いなしというポイントをご紹介します!
李家幽竹/りのいえゆうちく 一般社団法人 空間風水学会 理事長。韓国・李王朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、様々なアドバイスを行いながら、テレビ、雑誌、セミナーなど幅広く活躍。現在までに出版した書籍は300冊を超え、累計販売1000万部数以上。主宰する空間風水学会では風水アドバイザーの育成に尽力している。
2025年は「土の年」土台を整える年に
2025年は二黒土星中宮が中宮に位置する「土」の年です。「土の気」が強まる年であり、「土台」がテーマとなります。 自分の土台となる根本的な考え方や、家や職場など日常生活の環境を見直すことが開運の鍵となります。
<2024年の飛躍の動きの年から2025年は安定の土台作りの年へ>
2024年は、三碧木星(さんぺきもくせい)が中宮に位置する年で、気が動き「成長」や「発展」の運気をもつ一年でした。2025年は一転して、土台が大切になる年ですので、今までの積み重ねを見直し、自分を満たして、豊かな実りを生み出すべき年となります。環境でもマインド面でも小さなひっかかりを取り除き、ストレスのなくなる状態にすることが開運の鍵となります。例えば、日常生活であれば、使いづらかった収納など生活のベースを変える、足に合わない靴を思い切って処分する、または、自分の良くない習慣を変えるなど。大きなことではなくて、毎日の生活で繰り返す、小さな不具合を修正していくことが大切になります。
過去の失敗を受け止めて、ひっかかりを取り除くことから
「二黒土星」の「土の年」でまずやるべきことは、過去のひっかかりを受け止めて、自分の持つ土壌を柔らかくすること。ひっかかりとは、トラウマレベルのものというよりは、自分が前へ進んでいこうとしたときに、思い出して躊躇してしまうような過去の出来事を指します。振り返って受けとめるだけでも大丈夫。「自分が傷ついていた」と気づくことが大切です。それができたら、「もっと良いやり方」や「違う考えもあるかも」などと問いかけて、自分の中にある固定観念を取り除くことで土壌が生まれ変わっていきます。
例えば、人前で話すことが苦手な場合、どうして、苦手なのか考えてみます。もしかしたら、小さい頃に笑われたなどで嫌なことがあったのかもしれません。自分が向かおうとしているなかで、うまくいかない時に問いかけていくのが◎。
自分の土壌を生まれ変わらせるには、「全出しノート」を作ってみるがオススメ。自分自身のことは自分が一番わかってると思うかもしれませんが、自分の持ち物に関しては無頓着なことも。自分が何を持っていて何を持っていないのか、物だけではなく、容姿や性格、人間関係、仕事、趣向など自分の持っているものをすべてノートに書き出してみましょう。全出しができれば、大切にしたいもの、手放したいものが明確になり、次のステップに進みやすくなります。
ひっかかりを取り除くときは、大きなトラウマを掘り起こす必要はなく、反省の必要もありません。反省や後悔は逆に運気を下げることになりますので、注意しましょう。
小さな快適にこだわって、ストレスフリーな環境に!
過去のひっかかりを取り除き、固まった古い土を掘り起こして、柔らかくなったら、自分を満たさせる環境づくりをしましょう。あったら幸せになるもの、生活のクオリティあがるものについて考えてみて、心地よく、お気に入りのものを揃えましょう。椅子やソファーなどの座り心地にこだわる、素敵なルームウェアを着る、日常生活のQOLを上げるスマートスピーカー、お掃除ロボットを活用するなど。
何もかも捨てる断捨離やミニマリストになるということではありません。過去の全てを綺麗さっぱり片付けるとなるとそれだけで、気力が萎えてしまいます。なので、大袈裟に考えずに、できる範囲で身の回りを整えていくという意識で行動しましょう。
収納は“運の入れ物”だと思ってこだわって!
特に、土の年にこだわりたいのが、日用品の収納です。2025年はあらゆる「入れ物」に運がつきます。入れ物はまさに“運の入れ物”だと思って扱いましょう。家や人の体も入れ物と考えることができます。まずは家の中のクローゼットや、本棚、冷蔵庫を見直しましょう。食器、花瓶、ティッシュケースやごみ箱などもこだわるとGOOD。
普段の生活では、「入れ物」よりも「中身」ばかり気にしてしまいますが、「入れ物」を疎かにしたり、汚れたまま放置しておくと、運気が貰えなくなってしまいます。よく持ち歩くバッグ、財布、化粧ポーチ、お弁当箱、水筒などもきれいにしておきましょう。
入れ物は、新しく買い替えなくても大丈夫。自分が使っていて、使い勝手がいいなと思えるものを使うことが大事です。
ラッキカラーやモチーフは?
ラッキーカラーは、水の気と相性が良いサーモンピンクやリーフグリーン、モチーフは土の気の象徴である四角に関するもの、また、エキゾチックな郷土色のデザインなどがおすすめ。
【サーモンピンク】水の気を高め、絆や豊かさを強めてくれます。ベースから運気が上がるので、特にインナーにオススメのカラー。土の年は、補正下着のような体を締め付けるタイプではなく、ナイトブラなどホールド力がありつつ、着心地の良いストレッチ的なものが◎。
【リーフグリーン】大気中に溢れている土の気を集めてくれる色で、土の養分を自分に集めてくれます。特に、ストールやスカーフなど上半身に使うと◎。他にもグリーン系は、インテリアやバッグなどの小物にも取り入れやすい色なので積極的に取り入れてみてください。
【四角いもの】土の年には四角いものを意識すると◎。チェック柄は地盤を整え、運の土台を強固にしてくれます。チェック柄のストールや四角い形のイヤリングなど。毎日使うお皿も四角のものをチョイスするのがおすすめ。
【エキゾチックなもの】異国情緒のあるモロッカンモチーフのラグやポルトガルのタイル、アジアンテイストのカバーなど「まだ見ぬ世界」を連想させるアイテムが運をもたらします。
家族やパートナーとは「お揃い」がポイント!
土台、ベースを整えるのが大事な年なので、家族やパートナーとお揃いのものを持つことも開運に繋がります。全身ペアルックが恥ずかしければ、ペアアクセサリーや同じスマホケースを使うなど、小物が揃っていればOK。着るものもそっくりではなくても、ブランドを揃えたりするだけでも◎。単身赴任や遠距離であれば、日常生活のベースとなる食器などをお揃いにしましょう。また、お休みの日には家族やパートナーと、どこかに行くのもオススメ。特に食べ歩き、温泉巡りなど、できるだけ一緒に行動できると絆が強くなります。
2025年、40代はこれに注意!NG行動
STORY世代の40代は特に注意したいありがちなNG行動は、偏見やこだわりに囚われてしまうこと。中年世代にありがちな、人の意見を受け入れない頑固な硬い心では、土の気を吸収することができません。
<土の気を得るには柔軟な心が大切>年を重ねたからこそ、経験も豊富になりますが、一方で、固定観念にも縛られやすくなります。土の年の運気は、柔軟な発想が必要です。自分を俯瞰してみて、違う道が見えてくることも。また、ウジウジと悩んでしまうのは、運気アップにはつながらないので、前向きな思考を保つことも大切です。
<+@土の年の開運行動!>土の年は、自分の世界を広げていくことが開運行動につながります。とはいうものの、思い立ってすぐに、海外旅行に行ったりなどは、子育て世代ではなかなか、難しいことも。そんな方には、SNSが有効です。海外の方のSNSをフォローしたり、見たことのない国の配信ドラマを見るなどでOK。スマホやネットは、家にいながら、気軽に自分の枠を超えることのできる便利なツールですので、活用してみてくださいね。
イラスト/本田佳世 取材/Rina Ota