「酸素系漂白剤」の特長と上手な使い方のポイント「知らなかった」「衣類だけじゃないんだ」
「漂白剤」は、衣類の汚れや黄ばみが気になったときに頼れる存在です。でも、「色落ちしそう」「生地を傷めてしまいそう」と、なんとなく不安に感じることはありませんか? そんなときに取り入れやすいのが、酸素系漂白剤です。塩素系に比べて衣類にやさしい性質で、衣類以外にも幅広く活用できます。今回は、ライオンケミカル株式会社の方に、「酸素系漂白剤の特長」や「期待できる効果」について教えていただきました。
教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
「酸素系漂白剤」とは?
酸素系漂白剤は、衣類についた黄ばみや汚れ、気になるニオイを、酸素の働きで落とす漂白剤です。
酸素系漂白剤の特長と、塩素系との違い、タイプ別の活用方法について解説します。
”液体タイプ”と”粉末タイプ”の違い
酸素系漂白剤には”液体タイプ”と”粉末タイプ”があり、しつこい汚れをしっかり落としたい場合は、一般的に粉末タイプが向いています。
粉末タイプの主成分である過炭酸ナトリウムは、水に溶けると弱アルカリ性になり、汚れを分解する働きがあります。
さらに、粉末タイプは洗濯だけでなく、キッチンの茶渋取りや布巾の除菌、洗濯槽のカビ対策など、家中の幅広い場面での掃除に役立ちます。
粉末タイプの酸素系漂白剤の特長
粉末タイプの酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムを主成分とし、高い洗浄・漂白力を発揮します。
水に溶けると弱アルカリ性になることが最大の特長で、この性質により衣類の黄ばみや食べこぼし、皮脂などの「酸性汚れ」を中和・分解します。
液体タイプに比べて油分を分解する力が強く、落ちにくい頑固なシミや蓄積した汚れにも効率よくアプローチできます。
塩素系漂白剤との違い
塩素系漂白剤は主に次亜塩素酸ナトリウムを含み、強力な漂白力で白物衣類の頑固な汚れやカビを除去します。
一方、酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムを主成分とし、比較的穏やかな漂白作用が特長です。色柄物にも使用でき、繊維への負担が比較的少ない点が違いといえます。
「酸素系漂白剤」を日常的に便利に活用するには
普段の洗濯への使用
酸素系漂白剤は、日常使いにも適した漂白剤です。いつもの洗濯用洗剤にプラスするだけで、黄ばみや汗じみ対策に役立ちます。
商品によっては、そのまま洗濯機に入れて使えるタイプもあり、取り入れやすいのも魅力。継続的に使用することで、衣類をすっきり清潔に保てます。
衣類以外の汚れ・ニオイ対策にも効果的
酸素系漂白剤のつけ置きは、衣類だけでなく、さまざまな用途に活用できます。刺激臭が比較的少なく、家庭内の幅広い場所で使いやすいのも特長です。気になる汚れやニオイをまとめて除菌・漂白でき、衛生的な環境づくりにも役立ちます。
たとえば、次のような汚れやニオイの対策に活用できます。
・洗濯物(衣類)
・カーテン
・ナイロンのカーペット(ウール、ウール混紡製には使用不可)
・食器
・浴室の目地
・玄関のタイルについた食べこぼし
・茶渋
・タバコのヤニ
・血液
・汗ジミ
・醤油
・植物による汚れ
・ペットによる汚れやニオイなど
酸素系漂白剤で家中清潔に
酸素系漂白剤は、衣類の黄ばみや汚れ対策はもちろん、住まいのさまざまな場所でも掃除に活用できます。それぞれの特長を理解し、上手に取り入れて、日々の洗濯や掃除に役立ててみてはいかがでしょうか。
鈴木杏/webライター
[教えてくれた人]
ライオンケミカル株式会社/