藤原竜也、土屋太鳳ら出演 吉田鋼太郎演出・上演台本による、彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.2『マクベス』の放送・配信が決定
彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.2『マクベス』がWOWOWにて、2025年9月6日(土)午後8:30に放送・配信されることが決定した。
1998年のスタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもと次々と話題作を発表してきた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」。シェイクスピアの全37作品を上演することを目指したこのシリーズは、2017年から芸術監督を吉田鋼太郎が引き継ぎ2023年に完結。蜷川の遺志を継ぎ、大胆な解釈と繊細な演出で観客を魅了した吉田に新たなシリーズを望む声が多く寄せられ、2024年5月『ハムレット』を皮切りとした「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」がスタート。その第2弾となるのが『マクベス』だ。
シェイクスピア4大悲劇の一つ『マクベス』のタイトルロールを演じるのは、15歳から蜷川の薫陶を受けてきた藤原竜也。その妻のマクベス夫人役には、シェイクスピア作品初挑戦の土屋太鳳。ほかに河内大和、廣瀬友祐、井上祐貴、たかお鷹、そして演出と上演台本を務める吉田鋼太郎も出演。魅力的な俳優たちによる新たな『マクベス』を放送・配信でも楽しもう。
【ストーリー】
マクベス(藤原竜也)とバンクォー(河内大和)は、荒野で3人の魔女(吉田鋼太郎ほか)と出会う。魔女たちは、マクベスがコーダーの領主となり国王となることと、バンクォーの子孫が王となることを予言する。夫からの手紙で予言について知ったマクベス夫人(土屋太鳳)は、野望を遂げさせようと決意する。
やがて、マクベスはダンカン王(たかお鷹)を暗殺し王座を手にするが、いつしか良心の呵責に苛まれていく。不吉な予言を受け不安と怒りに駆られたマクベスは、さらに残忍な行為を重ねていく。気丈だったはずのマクベス夫人も、罪悪感と血の幻影にもだえ苦しみ錯乱状態に陥っていく。そして、マクベスへの復讐に燃えるマクダフ(廣瀬友祐)とマルカム(井上祐貴)の軍勢が攻め入り、荒唐無稽な予言は現実のものとなっていく——。