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吉田鋼太郎が新たに演出する『ハムレット』について、ハムレット役・柿澤勇人とフォーティンブラス役・豊田裕大と共に意気込みを語る

SPICE

(左から)豊田裕大、柿澤勇人、吉田鋼太郎

シェイクスピア全37戯曲を上演することを目指して1998年にスタートした“彩の国シェイクスピア・シリーズ”。演出家・蜷川幸雄氏が亡くなったあとは、芸術監督のバトンを引き継いだ吉田鋼太郎がラスト5作品を演出することで2023年にシリーズは完結することができた。しかし、その後も吉田の演出によるシェイクスピアを引き続き観たい! との声が相次ぎ、ここに待望の“彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd”が新たに立ち上がることとなった。
その記念すべき第一弾は誰もが知る、シェイクスピア四大悲劇のひとつでもある『ハムレット』だ。キャストにはハムレットに柿澤勇人が扮するほか、北 香那、白洲 迅、渡部豪太、豊田裕大、正名僕蔵、高橋ひとみという新鮮な顔合わせが実現する。演出の吉田と、ハムレット役の柿澤、フォーティンブラス役の豊田、三人が揃うのは初顔合わせとなるこの日、SPICEでは独占取材を決行! 現在の心境や作品への想いなどをたっぷり、語ってもらった。

ーー今回“彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd”がこの『ハムレット』からスタートすることになりましたが、まずは全体的なキャスティングの狙いと、柿澤さんをハムレット役に、豊田さんをフォーティンブラス役に決めたポイントなどをお聞かせいただけますか。

吉田:全体のキャスティングに関しては、こうして集まっていただいたメンバーの顔ぶれを見ると意外とシェイクスピア経験者が少ないんですよ、決してそれを狙ったわけではないんですけどね。僕と柿澤くんと、あとは『終わりよければすべてよし』で一緒にやらせてもらった(正名)僕蔵くんくらいじゃないですかね。僕蔵くんにしても、いい意味であまりシェイクスピア慣れはしていませんし。

ーー結果的に、そうなっていた。

吉田:そうなんです。そして『ハムレット』という芝居自体はすごく密な芝居で、いわゆる大立ち回りシーンがあるとか、血がものすごく流れるシーンがあるような、スケールの大きい芝居ではないんです。デンマーク王室の話ではあるんだけれども、あくまで家庭内で起こる出来事が描かれているので。ということはそれぞれの人物の関係性を、緻密に表現していかないといけなくなる。すると、いわゆるシェイクスピア作品に必要だと言われている、大きな声とか朗誦法というものはあまり必要ではなく、むしろ映像の時のリアルな演技のほうが『ハムレット』を表現するのには合っているようにも思ったりします。そして柿澤くんのハムレット役に関しては、イギリスに“シェイクスピア役者”とか“ハムレット役者”という言葉が存在するほど、ハムレットを演じるのは難しいとされているんです。できる人とできない人、あるいはやりたい人とやりたくない人とに分かれるというかね。「あんな大変な役は、まっぴらごめんだ」なんて言う人も、実際いますから(笑)。

吉田鋼太郎

ーーハムレット役に必要となるのは。

吉田:まず圧倒的に、体力が必要です。ノーカットだとおそらく4時間半から5時間かかる芝居なので、その間ずっと舞台に出ずっぱりでやり通すことのできる、しかも公演期間も長いとなれば、最後までやり抜ける体力があるかどうか。その体力も単に力が強いとか筋肉があるというのではなく、俳優としてのブレスがきっちり取れるかどうかのほうが重要です。息があがっちゃったら、演じられませんからね。そういう基本的な技術をしっかり持った上で、大事なのが持久力と瞬発力。ハムレットは、まさに持久力と瞬発力を入れ替え続ける役でもあるので、そこできっちり表現できるか。さらに大切なのが、品。やはりデンマーク王子ですからね、ある程度はちゃんと王子に見える人となりが必要なんです。その点でも、柿澤くんはピッタリでしょう。

ーー確かに、ピッタリだと思います。

吉田:今、ハムレットが演じられる俳優は柿澤勇人以外、僕には思い当たらないですね。それから豊田くんに関してはご一緒するのも、直接お会いするのも実は初めてで。

ーー今日が初めまして、だったんですね。

吉田:映像作品も拝見していましたので、ぜひいつか一緒にやらせていただきたいと思っていたんです。そうしたら今回、出ていただけることになったので非常にラッキーでした。フォーティンブラスって、ほとんど舞台に出てこない役なんですよ。出番が少ないということでは豊田くんには非常に申し訳ないんですけど、やはりこちらも王子ですから品がなければダメですし、物語の中ではハムレットが唯一認めている人物でもあり、それにこの芝居の最後を締める役でもある。具体的な描き方はこれから稽古でいろいろ探していきますけれども、キーパーソンであることは間違いありません。存在感と演技力が求められる上、お客様を惹きつける魅力がないと絶対できない役ですから、これまた豊田くんにはピッタリの役だなと思っています。

ーー柿澤さんは今回『ハムレット』に出ることになって、現在の心境としてはいかがですか。

柿澤:僕が鋼太郎さんと初めてご一緒したのが『デスノート THE MUSICAL』(2015年)で、そこからずっと公私ともに仲良くさせていただいていて。自分も鋼太郎さんみたいになりたいと憧れを持ち、今までやってきたんですが、ずっと前に『ハムレット』の話になったことがあったんです。鋼太郎さん自身もやられていたし、大好きな作品なんだということをお聞きして。その後、二人芝居の『スルース~探偵~』(2021年)をやった時に「カッキーなら、ハムレット役ができるんじゃないか」と言っていただき、嬉しくて、ぜひやらせてほしいと言いました。

柿澤勇人

ーー「やりたいです!」と名乗りをあげた?

柿澤:そうです(笑)。だけど今、こうしていざ本格的な稽古開始も目前となり、上演台本も出来上がり、いろいろと本気で準備をしなければいけない時期になってくると、マジで震えてきました!(笑) ヤバイですよ、これは。それと同時に、鋼太郎さんだけでなく(藤原)竜也さんにしても、役や演出は今回のものと違うとはいえ『ハムレット』という作品をやり遂げ、しかも国内だけでなく海外でも上演して成功させてきたということが、どれだけすごいことなのかを思い知らされました。決して今回も、楽な道ではないと思います。今はとにかくスタッフやキャストのみなさんを信じて、やるしかないなという気持ちです。

ーー豊田さんは、『ハムレット』でお声がかかった時のお気持ちは。

豊田:僕はシェイクスピア作品どころか舞台そのもの初めてで。そんな僕を選んでいただけたことがまずは本当に嬉しかったです。出演のお話は、たまたま原宿駅のホームにいる時に聞きまして。結構、人がいる時間帯だったのに、つい「本当ですか!」と大声で叫んでしまい、周りの人にさんざん見られて恥ずかしい思いをしました(笑)。僕、本当に初心者というか、お芝居をすること自体もまだまだで、やり始めてまだ3年くらいしか経っていないので。この大先輩方にどうにかして食らいついて、一生懸命やっていければなと思っています。

豊田裕大

ーー今回は上演台本も吉田さんが作られるとのことで。どういうところを狙ってまとめられたんですか?

吉田:先程も言ったようにノーカットでやると4時間半くらいかかるので、それをまず3時間にはしなきゃいけない。長くても休憩入れて3時間半。それが第一の目標で、あとは戯曲を読まれると分かると思いますが、明らかにいらないなっていう箇所があるんです。つまり、おそらくここはシェイクスピアの筆ではないだろうなと思われるところが確実にある。そこは全部カットしました。それから、最初から最後までハムレットは駆け抜けていきますから、その疾走感を削ぐようなところもカットしています。

ーーでは、とても観やすい『ハムレット』になっていそうですね。

吉田:僕のマネージャーがカットされた台本を読んで「すごくわかりやすかったです」って言っていましたから。たぶん、すごくわかりやすくなっていると思います(笑)。そもそも『ハムレット』は、すごく良くできた芝居なので。筋立ても、起承転結も、何を言いたいかも含め、シェイクスピアの中で一番わかりやすい芝居になっているんですよ。

ーーまだ本格的な稽古は先ですが、現時点で柿澤さんはハムレット役をどう演じたいと思われていますか。

柿澤:いや、まだ全然わからないですね。もちろん、自分でこうしたいなというのはありますが、実際に3時間ないし3時間半で芝居を通した時、自分には何が見えているだろうかということは、やってみないと何も見えないです。まだ台本を読んだだけではわからないことだらけですし。だけど自分の人生と重ね合わせてみると、僕の場合はたったわずか36年ではあるけど「この気持ち、めちゃくちゃわかる!」と思えるところも沢山あるんです。『ハムレット』ならではのものすごい独白がボンボンと出てくるところも、声に出してセリフを言ってみると意外とハマる瞬間もあったりして。難しい言葉やふだんでは使わない言葉も多いですが、それを何とか自分自身の実感として口にすることができたら、役者としても少しは成長できるのかなとも思ったりしています。

(左から)豊田裕大、柿澤勇人、吉田鋼太郎

ーー豊田さんは、稽古開始に向けて現在のお気持ちとしてはいかがですか?

豊田:僕はとにかく初めてのシェイクスピアですし、戯曲というものを全部通して読むこと自体も初めてで。まず思ったのは「こんなにも長い本がこの世に存在していたのか!」ということでした(笑)。

一同:(笑)。

豊田:その驚きと同時に「この作品を主演でやれるなんて、ハムレット役の柿澤さんは化け物だ!」とも思いました。

吉田:それは、そうかもしれないなあ(笑)。

豊田:それから『ハムレット』の戯曲は翻訳が違うもの2冊読んだあとで今回の上演台本を読んだのですが、本当にわかりやすくなっていた印象が強かったです。稽古に向けて、できるだけ理解してから進んでいきたいと思います。フォーティンブラス役については、最初に読んだ時には正直「あれ? これだけしか出てこないんだ?」と思ったんですけど。でも他の『ハムレット』の舞台を観てみるとみんな大体同じくらいの分量なんですよね。だけど絶対に出てくる役ではあるので、フォーティンブラスの存在意義を自分なりに見つけてみたいと思っています。

ーー芝居を締める立場ですから、とても大事な役ですよね。

吉田:そうです。すっごい大事な役ですよ。

柿澤:フォーティンブラスをやる人ってみんなスターになっていくと言われていますからね。

吉田:ああ、それはある。藤原竜也が20歳の頃にやった『ハムレット』の時は、小栗旬がフォーティンブラスだったな。

ーーそれは、豊田さんの今後の活躍も含め、非常に楽しみですね!

豊田:僕も楽しみです!(笑)

豊田裕大

ーーお二人は今回やり遂げたいこととか目標などはあったりしますか。

柿澤:噛まずにセリフを言いたい、とか?(笑)

吉田:それは当たり前のことだろう?(笑)

柿澤:ハハハ。僕はこれもまだわからないですね。このお芝居を通してやってみた時、最後に自分は果たして何を思うのか。本当に想像してもまったくわからない。無になるのか、達成感があるのか。ただただ疲れた! と思うだけなのか(笑)。

ーーそれは本番の舞台を終えてみないとわからない感覚。

柿澤:本番も長期にわたるとなると、その数カ月の間にもいろいろなことが変わってきそうだし、できなかったことができるようになるかもしれない。

ーー確実に、新鮮な経験にはなりそうですね。

柿澤:絶対にそうなると思います。わかっていることをひとつ言うとしたら、この作品は自分にとって大きなターニングポイントになるということ。きっとターニングポイントどころじゃないな……人生が一変してしまうくらいの経験になると思います。

豊田:今、柿澤さんがおっしゃったみたいに、僕もまさにこの作品で人生が変わりそうです。こんなに素晴らしい役者の先輩方がいらして、舞台でみっちり役を作り上げる経験がご一緒できるなんて非常に贅沢だということ以外、何も言えないというか。必死に食らいついていくしかないですね。あとはとにかく物事を新鮮に受け止めるということと、あまり構えすぎず、柔らかく、みなさんを頼りながら、自分でも一生懸命がんばっていきたいです。

ーー初共演の方ばかりですか?

豊田:みなさんと、初めましてです。

柿澤:僕も、鋼太郎さん以外の方とはほぼ初めましてです。北 香那さんともドラマで同じ作品に出ていたというのはありますが、お芝居を一緒にしたことはないですね。僕が鋼太郎さんと初めてシェイクスピアをやらせてもらったのは『アテネのタイモン』(2017年)という作品だったんですが、あの時は蜷川組と言われる人たちと、鋼太郎さん主宰の劇団AUNの人たち、それぞれ育ってきた環境が違う者同士による芝居の戦い、演技バトルがすごく面白かったんですよ(笑)。今回はまたあの時とも違う顔ぶれですから、一体どうなるんだろう? と思っています。

柿澤勇人

ーー演出については、今回どんなことをやろうと思われていますか。

吉田:シェイクスピアには実はハムネットという息子がいて、11歳で夭折しているんです。僕はシェイクスピアを観始めた18歳の頃にその事実を知ってから、ずっと気になっていたんですよ。なぜ、自分の息子に似た名前の『ハムレット』という作品を書いたのか、何か関係があるのかな、と。それで僕なりに本を読みこんでいくうち、最近少しわかってきた気がするんです。よく『ハムレット』ってどういう芝居かを簡単に語る時、自分のお父さんを殺された王子が悩み、どうやって復讐するかを考え抜いて、最後に復讐を遂げるヒーローの話だとされることが多いですが、僕はまったく違うと思うんです。要するに彼は復讐すると言い、激しい決意を胸に抱いてるくせに、ずっと復讐しないんです。結果的には、ハムレットって復讐しない人の話になるんです。人類最初の殺人であるカインとアベルの時代から、今現在も続く争いごとまで、人が人を殺すという行為は絶えたことがありませんが、もちろんシェイクスピアがこの作品を書いた時代もそうだった。ということは、つまり自分の息子には人を殺すことに対して躊躇する人になってほしかったのでは、と思ったんです。優しさを持ち、まずは知性で考えられる人、そういう人になってほしいという願いを込めたのではないか、と。だから『ハムレット』というこの芝居は、復讐を成し遂げるヒーローの話ではなくて、絶対に人を殺してはいけないよということを言い続けている話のような気がしてならない。逆説的な見方ですけどね。でももちろん、ハムレットは劇中でそんなことは一言も言いません。ずっと、いかに、どうやって殺すか機会を狙い続けている。でも最後、芝居を観終わった後に「あれ?」とお客様に気づいてほしいんです。「これは復讐劇なのか?」と、やっぱりちょっと思ってほしいんですよ。ひどい人間が仕掛けた罠にハマって、みんな死んでいってしまう。言ってみればそれは偶発的なことで、意志とは関係ないところで起きてしまうことなので。

ーー確かにそうですね。

吉田:いかに人間が人を殺したらいけないと語っていたとしても、偶発的なことは必ず起きるし、自分の意志だけではどうにもならないこともある。それも、ちゃんとシェイクスピアは織り込んでいるわけです。綺麗事だけでなく、人は死ぬ時は死ぬんです、と。ドストエフスキーでもトルストイでも、夏目漱石でも芥川龍之介でも、物を書くことの基盤は大概、希望を語ろうとしていますよね。その希望を語るという意味でも、『ハムレット』は最高峰の芝居なんじゃないか、と思うんです。で、言ってしまえば、その遺志を継ぐのがフォーティンブラスなんですよ。そう考えると、フォーティンブラスがその遺志を受け継いだ先には、もしかしたら戦争がない世界になっていくのかもしれない。フォーティンブラスって、そういう役だという気がしますね。

吉田鋼太郎

ーーフォーティンブラスがそれを受け止めて持って行こうとする姿に、お客さんが光を感じられたらいいですね。

吉田:そういうことです。

ーーでは最後にお客様に向けてそれぞれ、お誘いの言葉などをいただけたらと思いますが。

吉田:今申し上げてきました通り、世界に数ある戯曲の中でも、おそらく一番面白い芝居だと思います。これは本当に観ておかないとダメ!(笑) 観て損はしませんから来てください、なんて消極的なことではなく、観ておかないとダメな作品です。しかもそれを柿澤勇人という、当代随一のハムレット役者がやるんですから。プラス、そのハムレットのために集まってくれたのが、あたかも、この芝居のためにいらっしゃるような俳優陣たちですので。これまた、なかなか二度と観られない『ハムレット』になるかと思います。シェイクスピアが面白いとか面白くないとか、退屈だからとか、そんなことは関係ないです。とにかく一回観てください、必ず面白いですから。

ーー力強いお言葉です(笑)。豊田さんは、いかがですか。

豊田:なんだか同じようなことばかり言っていますが、初めての舞台なので、やはり僕自身もたくさんの人に観てもらいたいと思っています。シェイクスピア初心者の僕でもこの『ハムレット』はなぜかスッと腑に落ちるっていうか、とても面白い。全部を言葉にしろと言われたら、まだそれはできないんですけど、きっと初めてご覧になる方にもきっと面白い物語になっているはずだし、さらに吉田鋼太郎さんが作った、この台本ならとても観やすくなっていると思うので、ぜひ僕と一緒の初シェイクスピアの方も来てくださると嬉しいなと思います。

ーーでは柿澤さんに、締めていただきましょう。

柿澤:僕自身ずっと夢見ていた、やりたかったけど、やれないんじゃないかとも思っていた『ハムレット』です。念願が叶ったわけですが、今は本当に「嬉しい!」とか「楽しみ!」という気持ちは一切なく「マジでちゃんとやらないとヤバい!」と思っています(笑)。万が一、手も足も出なかったら本当に役者を辞めるつもりでいます!

吉田:ハハハ、それはすごい覚悟だな!

柿澤:いや、本当にです! ですから、その様を楽しんでいただければいいなとも思いますし、最後には豊田裕大くんがすべてをひっくり返して全部持っていくはずなので、その様も大いに楽しんでいただければと思います(笑)。

(左から)豊田裕大、柿澤勇人、吉田鋼太郎



■柿澤勇人
ヘアメイク :松田蓉子
スタイリスト:五十嵐堂寿
衣装クレジット:
ジャケット11万円、パンツ5万5000円(ともにジョゼフ オム/オンワード樫山お客様相談室 TEL 03-5476-5811)、コート12万1000円(キャバン/キャバン 丸の内店 TEL 03-3286-5105)、他スタイリスト私物
※全て税込価格

■豊田裕大
ヘアメイク :松田蓉子
スタイリスト:杉浦 優
衣装クレジット:
ジャケット5万5000円、パンツ3万3000円(ともにネフォロジスト/ネフォロジスト http://nephologist.com/)、インナー8800円(フォルトゥナオム/ラッキージャパン TEL 03-6322-5268)

取材・文=田中里津子    撮影=中田智章

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