「あすも突然の雷雨…」急な天候の崩れに注意 北海道の天気予報&気象予報士解説/2026年6月12日更新
北海道のあす13日(土)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの伊藤真梨子(いとう・まりこ)気象予報士がお伝えします。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
大気の状態が不安定になった道内
午後5時頃の雨雲の様子がこちらです。内陸部を中心に発達した雨雲があります。
場所によっては雷を観測した所もあります。「雷三日」という言葉があるように、きのう11日(木)ときょう12日(金)、あす13日(土)までは大気の状態が不安定になって、あすも内陸を中心に突然の雷雨になります。
ところで、大気の状態が不安定とはどういうことかわかりますか?
大気の状態が不安定とは、積乱雲が発達しやすい状況になっていることです。
改めてなぜそういうことが起こるのか、こちら。
どうして「大気の状態が不安定」になるの?
安定した大気の状態は暖かくて軽い空気が上空に、冷たくて重たい空気が地表付近にあります。そこにそれよりも冷たい空気が上空に流れ込むと…
この不安定さを解消するために軽く暖かい空気は上昇し、冷たく重い空気は下降ようとして対流が発生し急激に雨雲が発達します。
すると…
急に雨が降ったり、落雷や突風、ひょう、竜巻などが起こってもおかしくない状態になります。この状態を大気の状態が不安定と表現しています。
日曜日には不安定のピークは過ぎそうです。そして週末は気温も高めです。
週末は気温が高めに!
こちらは今後一週間の札幌の予想最高気温です。
きょう12日(金)は24.4度まで上がって、1週間ぶりの暑さになりました。
明日も今日と同じくらい上がり、日曜には25度と、9日ぶりに夏日になる予想なんです。
来週にかけては今週のような肌寒さはなく、7月並みの気温が続きそうです。
気温が25度を超えて夏日になりそうです。
13日(土)の天気と気温
では、あす13日(土)の時間ごとの天気、道央・道南からです。
道央は薄日の差す時間もありますが、昼過ぎは通り雨があるでしょう。道南は一日を通して雲に覆われ、朝晩は霧に注意が必要です。
道北・空知です。
はじめ晴れますが、正午頃は突然、積乱雲が発達して足元から跳ね返るような雨を降らせる可能性があります。激しい雷雨で停電などの恐れもありますので、備えは必要です。
道東、オホーツク海側です。
広尾、釧路など道東は朝は濃い霧がかかるでしょう。オホーツク海側は昼前まで晴れる見込みです。午後は急に空が暗くなり、帯広、北見で雷を伴った強い雨、網走、紋別もにわか雨があるでしょう。
札幌です。この時間は雨雲は去っています。
札幌圏の詳しい予報。まずは北部です。
あす13日(土)は穏やかに朝を迎えますが、お昼頃からは空にフタをしたような厚い雲に覆われそうです。局地的に強い雨が降りそうです。
中心部と南部です。こちらも午後は大気の状態が不安定です。昼過ぎは札幌市広く雷雨、突風などの恐れがあるため、天気の急変には注意して下さい。
道内各地のイベントのお天気は?
週末のイベントのピンポイント天気です。
あさって14日(日)まで行われているYOSAKOIソーラン祭、札幌中央区は、あす13日(土)はきょう12日(金)と同じような天気になりそうで、昼前後は雷を伴って通り雨がありそうです。
日曜は午前を中心に晴れて、25度まで上がって暑くなります。
中央競馬の北海道シリーズ開幕を告げる函館競馬があす13日(土)から始まります。
その函館ですがあすは雲が広がったり日が差したり変わりやすい天気です。昼過ぎは、ゴロゴロと雷鳴がきこえるかもしれません。日曜日の日中は晴れて、半袖の陽気になりそうです。
旭川では花フェスタ旭川が旭川駅南口の駅前広場で開催中、花の販売やキッチンカーの料理も楽しめます。あす13日(土)は雨雲が発達して、昼前後を中心に雷を伴って激しく雨が降りそうです。黒い雲がわいてきたら頑丈な建物で雨宿りをしてください。日曜日は午後に雨の降る時間がありそうです。
週末はにわか雨の心配はありますが、夏の陽気でイベントも盛り上がりそうですね。
来週は雲が多くムシムシ…
来週は、雲の多い天気が続きそうです。夏の陽気は長続きしません。
ただ、気温は高めということで、少しムシムシしそうです。お部屋は扇風機などを使って上手に換気して下さい。部屋干しは乾きにくくなりそうなので、なるべく離して干すといいかもしれません。
そして、太平洋側は霧の季節で、来週は車の運転も慎重にお願いします。今後も暑くなったり、寒くなったりと注意が必要そうです。
13日(土)からの週間天気予報
では、週間予報、日本海側とオホーツク海側です。あすは昼前後は旭川、網走、北見などで雷を伴って激しい雨の降り出す恐れがあります。日曜日は道北で通り雨があるでしょう。気温が高く、25度前後の夏日になる所があり、月曜日も蒸し暑くなるでしょう。
つづいて、太平洋側です。
週末は地方のイベントなどありますが、あす土曜日は通り雨に備えて折り畳みの傘、雨具をご用意ください。日曜日は晴れて、帯広は26度と、暑さ対策が必要です。来週は曇りの日が多く、
岸部は霧がかかりやすいでしょう。
文: HBCウェザーセンター 気象予報士 伊藤真梨子
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連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※12日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU