『ロングウォーク』予告編登場 ─ スティーヴン・キングの原作小説も復刊決定
スティーヴン・キングの“幻のデビュー作”として知られる「死のロングウォーク」を映画化した『ロングウォーク』より、予告映像とメインビジュアルが届いた。原作小説「ロングウォーク(旧題:死のロングウォーク)」も復刊を果たすことになった。
原作は、キングがリチャード・バックマン名義で発表した小説「死のロングウォーク」。完成時期では『キャリー』以前に書かれていたともされる、事実上の長編初執筆作だ。監督を務めるのは『ハンガーゲーム』シリーズのフランシス・ローレンス。脚本は『ストレンジ・ダーリン』のJT・モルナーが担当する。
舞台は、戦争によって国家が分断された近未来のアメリカ。国民にとって唯一の娯楽であり希望でもある競技“ロングウォーク”に、50人の若者が挑戦する。ただ歩き続けるだけで、最後の一人になれば破格の賞金と“願いを1つ叶える権利”が手に入る。だがそのルールはあまりに残酷だ。「時速4.8キロを維持すること」「速度を下回れば警告」「警告3つで即失格、すなわち即死」。休息も睡眠も救いも許されない、地獄の一本道が始まる。
予告では、参加者たちが極限まで追い詰められていく様子が映し出される。靴ひもを結ぶために立ち止まっただけで“警告”。転倒しても“警告”。足が折れても、突き飛ばされても、歩みを止めることは許されない。そんな狂気の大会を取り仕切るのが、マーク・ハミル演じる“鬼少佐”だ。「君らの歩みは全米中継される。その姿を通じ、栄光を呼び覚ます」と参加者たちを鼓舞しながらも、その表情には不気味な笑みが浮かぶ。祭りのようにデスゲームを煽る姿が恐ろしい。
参加者たちは当初こそ会話を交わし、肩を並べて歩いている。だが、隣を歩いていた者が次々と倒れ、消えていくうちに、その空気は確実に変わっていく。賞金のために参加した者もいれば、別の強い理由を抱えて優勝を目指す者もいる。それでも始まってしまえば、残る選択肢は“歩くか、死か”だけだ。
あわせて、原作小説「ロングウォーク(旧題:死のロングウォーク)」の復刊も決定。5月15日(金)に扶桑社より発売予定となっている。
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“戦争のない戦争映画”とも呼べそうな、残酷で異様なサバイバル。スティーヴン・キングの悪夢的アイデアが、いよいよスクリーンで現実になる。『ロングウォーク』は2026年6月26日(金)全国公開。