小学校の跡地や西洋の城 宿泊できるユニークな道の駅 静岡県からもトップ10入り
■1位は千葉県の「道の駅 保田小学校」 教室が宿泊スペース
大手旅行サイト・じゃらんが宿泊できる道の駅に関するアンケートを実施した。全国にはユニークな宿泊施設が多く、小学校の跡地や西洋の城のようなホテルもある。トップ10の中には、静岡県の道の駅にある宿泊施設も入っている。
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道の駅と聞くと、運転の疲れを癒やしたり、お土産を買ったりするメージする。それだけではなく、最近は「泊まれる道の駅」が増えており、宿泊目的で利用する人も多い。
じゃらんは2月14日から17日にかけ、インターネットを通じて道の駅に関するアンケートを実施した。その結果、全国トップに立ったのは千葉県鋸南町にある「道の駅 保田小学校」だった。
「道の駅 保田小学校」は126年続いた小学校を再生した施設で、体育館が直売所、教室を宿泊スペースにするなど学校の雰囲気を感じられる。隣接する旧幼稚園の施設も改装し、オリジナルメニューをそろえた食堂やカフェ、さらにプレイルームやドッグランなども備えた幅広い年代が楽しめる場所となっている。
■モンゴルの「ゲル」 オランダ国立美術館を模した城も
その他にもユニークな宿泊施設があり、海外にいるような気分になれるところもある。2位に入った岐阜県恵那市の「道の駅 上矢作ラ・フォーレ福寿の里」にはモンゴルの移住式住居「ゲル」に宿泊できる。ベッドや家具、冷蔵庫やエアコンなどが完備されており、心地良い環境で遊牧民の生活を味わえる。
4位の「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」は洋館に囲まれ、プールや遊園地といったエンタメ要素満載のテーマパーク型。敷地内にあるホテルはオランダ国立美術館を模した城のようで、非日常の体験を満喫できる。
静岡県からは伊豆の国市にある「道の駅 伊豆のへそ」が10位に入った。地元の野菜やフルーツが並び、中でも地元のイチゴを使ったスイーツが人気。サイクリストのための宿泊施設が併設されており、北欧風の客室はそれぞれ内装が異なる。宿泊者専用の温泉は県内トップの強アルカリ性泉質となっている。
じゃらんによる「ユニークな泊まれる道の駅ランキング」の結果は以下の通り。対象は47都道府県に住む20代から50代。有効回答数は1041人に上った。
【ユニークな泊まれる道の駅】
①保田小学校(千葉県)
②上矢作ラ・フォーレ福寿の里(岐阜県)
③ぐりーんふらわー牧場・大胡(群馬県)
④神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(兵庫県)
⑤スプリングスひよし(京都府)
⑥人吉/人吉クラフトパーク石野公園(熊本県)
⑦霧の森(愛媛県)
⑧つぐ高原グリーンパーク(愛知県)
⑨小豆島ふるさと村(香川県)
⑩伊豆のへそ(静岡県)
(SHIZUOKA Life編集部)