琵琶湖アフタースポーン攻略実績ルアー3選【サイコロラバー・フリックシェイク・フリルドシャッド】を紹介
今年の琵琶湖(南湖エリア)は、スポーニングを終えた魚がシャローエリアでよく口を使ってくれた。特に反応が良かった3つのルアーを紹介してみたい。
アフター狙いの戦略
今年の琵琶湖は南湖エリアでは5月の初め頃から徐々にスポーニングを終えた魚が体力を回復させるために捕食しやすい餌を探して岸際を泳ぐ様子が見られるようになってきました。そうなると普段は釣りづらい魚も比較的口を使いやすくなってきます。そんな魚を効率よく釣るためにシャローエリアをサイトフィッシングで効率よくランガンしていく戦略を立てておりました。
すると、例年よりも多くの魚に出会うことが出来ました。そんな今シーズン特に反応が良かったルアーを紹介したいと思います。どのルアーも皆さんが良く持っておられるLクラスのスピニングタックルで使えるものですので是非参考にしてみてください。
サイコロラバー解説
1つ目に紹介するルアーはサイコロラバーです。各地のフィールドで流行しているアイテムで最近ではダウンショットリグが琵琶湖のトーナメントシーンで火を噴いておりました。種類は大きく分けて3種類ありフィールドサイド製のオリジナルモデル、OSP製のノンソルトモデル、MAXソルトモデルです。今回サイトフィッシングで使用していたのはオリジナルモデルをノーシンカーリグで使用しておりました。
こちらは、他のモデルと比べてハンドポワード製法で作られており柔らかいため魚が咥えたときに違和感を与えにくい点、フォールスピードが絶妙で魚のレンジに合わせやすい点、サイズ展開が豊富でベイトの大きさに合わせて使い分けが可能な点から好んで使用しておりました。
使い方としては魚が通るコースに落とし、魚がルアーに気付き近づいてきたら2回ジャークして止める、これを繰り返していると食うことが多かったです。特に護岸やウィードなどがあればそれを壁に見立てて捕食されるベイトが追い詰められるイメージでアクションを入れてやると効果的です。
フリックシェイク解説
2つ目に紹介するルアーはフリックシェイクです。言わずもがな定番アイテムですがこちらもノーシンカーリグでサイトフィッシングを行うと効果的でした。使用していたサイズは4.8inchのオリジナルモデルです。バスに気づいてもらいやすい大きさ、適度なフォールスピード、操作のしやすさを考慮してこのモデルを使用しておりました。
使い方は2種類あり魚の進行方向の少し先に落としてファーストフォールで気づかせて食わせる方法と魚の進行方向のボトムに落としておいて通りかかる1mぐらい手前で1点シェイクすることで食わせる方法の2種類です。アクションの使い分けに関しては前者の方法を試したあと、フォールでの反応が悪かった際には後者の方法を試してみるとよいかと思います。
フリルドシャッド解説
最後に紹介するルアーはフリルドシャッドです。このアイテムは比較的大きめの魚系ワームで上記の2種類のアイテムとは違いホバストセッティングで使用します。他の魚系ワームとの決定的な違いは頭についた襟巻がついており、これがブレーキの役割になり移動距離を抑えてスローに強いロールアクションをさせることが出来ます。
使い方は魚がカバーに入って行ったタイミングでカバーを横切らせるようにホバストする方法、コアユ、モロコといった流線型のベイトフィッシュを追っているタイミングでコアユ、モロコの群れの中を通過させるようにホバストさせることで群れを散らしてやることでスイッチを入れて反応させておりました。
今後のバスの狙い方
ここまでアフタースポーンのサイトフィッシングでの狙い方を紹介してきました。もちろんまだまだアフタースポーンの魚も多い北湖エリアではこれらの狙い方は有効的ですが、これからのシーズンは梅雨時期に入ることもありサイトフィッシングが難しくなってくることが多いです。そうなってくると面白くなってくるのがトップウォーターです。
朝早い時間にエビ藻等の縦に生えるウィードの周りでポッパーやノイジー系で誘ってみたり、アユが多いエリアではペンシルベイト、ヒシ藻やアシ等のストラクチャーが多い場所ではフロッグ系が効果的だったりと色々なシチュエーションで楽しむことが出来ます。是非、少し早起きして迫力満点のトップウォーターゲームを楽しんでください。
<yuki/TSURINEWSライター>