老松中 ランドマークで職場体験 施設の裏側を知る〈横浜市中区・横浜市西区〉
老松中学校の2年生4人が1月23日から25日にかけて、横浜ランドマークタワーおよびランドマークプラザで職場体験を行った。同施設が職場体験を受け入れたのは昨年に続き2回目。
施設の防災・防犯を担う防災センターの業務では、職員から入館手続きや落とし物の対応、警報が鳴った時の動きなどの説明を受けた。また、巡回業務の実践では、屋外やオフィス、商業フロアを実際に歩き、落とし物の確認や不審者が潜んでいないかなどのポイントを確認していた。
体験を終え、田中結莉さん(13)は、「お客さんの安全を考えて動いていることが分かった。目立つことはないけど、大事な仕事だと感じた」と話していた。
別日には、インフォメーションカウンターと展望フロアでの案内業務の体験が行われた。最終日は、3日間の仕事の実践を踏まえ、良い接客とは何かなど、サービスやおもてなしをテーマに職員らとディスカッションした。
「仕事」を身近に
今回は同中学による職場体験の一環。仕事に従事する人々の工夫や苦労、喜びを体感することなどをねらいとする。
同施設の担当者は「普段は見ることのない施設の裏側の仕事や働く人の思いを知るきっかけになれば」と話していた。