Yahoo! JAPAN

【カープ道】地元開幕戦記念のイラストが話題! 作者りおたさんが制作秘話を大公開

ひろしまリード

サヨナラ勝ちで歓喜に沸いた今季のカープ地元開幕戦。この日、広島での開幕を記念した地元紙のスペシャルな紙面が鯉党の胸を躍らせていた。ある一枚のイラストがSNSでも大反響。広島ホームテレビ『カープ道』は、その作者をゲストに迎え、紙面の制作秘話を聞いた。

中國新聞の地元開幕特別紙面に使われたイラスト

作者はスポーツイラストレーター・りおたさん。主にスポーツを題材にしたイラストを自身のSNSで発信。過去にはユニクロにもデザインが採用された一流イラストレーターだ。独特なタッチでアスリートが輝く一瞬を切り取り、その記念すべき日を表現した作品。「制作は10日間。楽しかったが、物理的に起きている時間全てを使わないと無理だった」と振り返る。また、マツダスタジアムで売り子をしている友人を描き込んでいることも明かした。

スポーツイラストレーター りおたさん

精巧に再現されるマツダスタジアム。「もともと奥田民生さんのファン。奥田さんが好きなカープってどんなチームか興味を持っていたら、本拠地がいつの間にすごくかっこよくなっていて、マツダスタジアムにドハマリ。通うようになった」と絵になるマツダスタジアムにも惹かれていったと言う。

それから愛するカープのイラストを描き続けたりおたさん。『2013年・CS初進出祝い』『2016年・25年ぶりの優勝ビールかけの瞬間』や、新井貴浩さんの引退等、数々の名場面を表現した。

2016年・25年ぶりの優勝ビールかけの瞬間

イラストを生業として12年以上。今回開幕戦のビッグオファーは、前田健太投手のイラストがきっかけだという。2010年に沢村賞を初受賞。当時Bクラスに低迷したカープの中で大車輪の活躍を見せた前田投手。「学生だった自分が初めて描いたカープ選手のイラストが沢村賞受賞の前田投手。この道でやっていこうという気持ちが固まった一枚」と話す。

2010年沢村賞初受賞した前田健太投手を描いたイラスト

その後も一ファンとして前田投手を描き続け、「ミネソタ・ツインズに移籍時、インスタグラムで前田投手が新しいアイコンのイラスト公募をされた。さっそく応募したが落選した」という。しかし肩を落としていたりおたさんの元に前田投手本人から「応募ありがとうございました。以前からイラストを拝見していました」という嬉しいメッセージが届いた。

それから、前田投手のチームメイト、ウィリアンズ・アストゥディーヨ選手をデザインしたTシャツのイラスト公募があり、見事採用に。「アストゥディーヨ選手の出身国ベネズエラと日本の友好を表現した」というイラスト。驚くことに前田投手はこのTシャツを着て、あの大谷翔平選手と2ショット写真に収まっていた。これがまた瞬く間にバスり、りおたさんのイラストは世界からも注目された。「コツコツ継続してよかった」と感慨深いりおたさん。

前田健太投手がりおたさんのイラストTシャツを着て、あの大谷翔平選手と2ショット写真に

そんな活躍が、野球Web媒体『Full-Count』の目にとまり、2週連続でりおたさんのロングインタビュー記事が掲載された。「その記事を見た中国新聞の担当者から、今回の開幕戦のイラストの依頼があった」と、壮大な作品への運命の物語が明らかになった。

番組MCの中島尚樹さんは、りおたさんに『カープ道』ファミリー入りを切望。そしてコラボTシャツを企て中。どんなTシャツが出来上がるか・・・お楽しみに。

【りおたさんの個展】
会場:エディオン蔦屋家電 2F イベントルーム
期間:6月17日(金)〜26日(日)10:00〜20:00

りおたさんの個展

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 5月11日放送
ライター 湯谷葉子

【関連記事】

おすすめの記事