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2月20日新発売の「和歌山県産有田みかんクラフトエール」を飲んでみた!

ロカルわかやま

生産量日本一を誇る和歌山県の「有田みかん」の規格外みかんの果汁と果皮を使ったクラフトビール「和歌山県産有田みかんクラフトエール」が2月20日から、イオンなど近畿圏のスーパーなどで発売開始に。三菱UFJ銀行、イオン、伊藤農園、日本航空(JAL)、Beer the First(ビア・ザ・ファースト)の5社で開発した新商品をさっそく飲んでみました。

目次

1 異業種5種のコラボで企画・開発・販売食品ロスに向き合うアップサイクルビール2 どんな味? 編集者の個人的感想3 どこで買える? 販売店情報

異業種5種のコラボで企画・開発・販売


食品ロスに向き合うアップサイクルビール

和歌山県産有田みかんの規格外みかんの果汁と果皮を使ったクラフトビール「和歌山県産有田みかんクラフトエール」が、2026年2月20日に新発売されました。

その開発は、企業や地域の環境問題や社会課題に対する取り組み「サスティナブルビジネス」をサポートする三菱UFJ銀行と、和歌山県有田市で室町時代後期からみかんの栽培を行っている伊藤農園の出会いからスタート。伊藤農園は、柑橘類の生産・加工・小売りまでを一貫して手掛ける6次産業にいち早く取り組み、1989年に規格外のミカンを一つ一つ丁寧に手しぼりした「100%ピュアジュース」を販売しています。

その他、ゼリーやマーマレード、ピールなども商品化。伊藤農園の伊藤彰浩社長は「しかし、ジュースを搾ったあとのみかん果皮をすべて自社で使い切ることは困難で、一部が家畜の飼料として活用される程度でした」と話します。一方、三菱UFJ銀行は、和歌山県串本町の日本初の民間小型ロケット打ち上げ射場「スペースポート紀伊」から、「カイロス」の打ち上げに取り組む「スペースワン」に出資していて、「宇宙産業」で和歌山県との関わりも深く、「縁あって伊藤社長と出会い、熱い思いを聞き感銘を受けた」と三菱UFJ銀行和歌山支店兼田辺支店取引先三課・川田真也課長。そうして地域課題解決に向けて2社での検討が開始。そこに、和歌山県と地域活性化に向けて連携協定を締結しているイオン、JALが加わり、さらに、「パンの耳」や乳製品の生産工程で出る「脱脂粉乳」などを使ったクラフトビールづくりを通じて食品ロス削減に取り組むBeer the Firstが参加。異業種の5社で商品企画・開発したのが「和歌山県産有田みかんクラフトエール」です。

5社の主な役割は、伊藤農園が原料を提供、三菱UFJ銀行がそれぞれをつなぎ企画全体をプロデュース、JALがPR、Beer the Firstが製造、イオンが販売を担当。商品企画や開発には全社がかかわっています。1月28日には、宮﨑泉和歌山県知事を表敬訪問して商品が完成したことを報告しました。

どんな味? 編集者の個人的感想

「和歌山県産有田みかんクラフトエール」はアルコール分5%で、みかん果汁20%、みかん果皮3%。本来であれば捨てられるはずの未利用資源に、新しい付加価値を加えて別の製品に生まれ変わらせた「アップサイクル商品」です。パッケージデザインには、和歌山県のPRキャラクター「きいちゃん」や航空機、ロケット、みかん畑などが描かれ、「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステ」が世界農業遺産であることもアピール。世界地域活性化と地域資源に新たな価値を生み出す意味も込められています。

「ミカンの果汁と果皮を加えたビールは、他にも市場に流通していますが、『有田みかん』をしっかり感じられるビールにしたくて、一口飲んだときにミカンの果汁感が口いっぱいに広がるに細かな改良を重ねました」とBeer the Firstの坂本錦一社長が言うように、口に含んだ瞬間みかんジュース?と思うくらいすっきりと甘いみかんのフルーティーさがダイレクトにやってきます。果皮の苦みもビール特有の苦みも少なめで、ビールがあまり得意でない人も、ゴクゴクと飲める味わい。さらに、「ミカン果汁はガス圧を高めると吹きこぼれやすく、でも、爽快感は残したくて、炭酸は慎重に調整しました」と、爽快感は半端なく感じられます。「IPA」や「スタウト」などビールの苦みがお好きな人にはちょっと物足りないかもしれませんが、筆者の個人的感想は、「サワー感覚でお風呂上りにぐびっと一杯いきたいビール!」

どこで買える? 販売店情報

「和歌山県産有田みかんクラフトエール」は、西日本のイオン48店舗とダイエー6店舗の他、成城石井やオークワの一部店舗でも取り扱っています。イオンの店頭では1本437円で販売。「和歌山みやげ」にもぴったりです!

イオンスタイル和歌山(和歌山市ふじと台)では、発売の翌日・2月21日に「試飲・イベント」も実施されました。

店頭で見かけたら、ぜひ一度購入して飲んでみてください。売れれば売れるほど、廃棄処分される有田みかん(温州みかん)の果皮が減り、みなさんが飲むことで“地域貢献”になりますよ~。販売状況を見て、他の柑橘類の果汁&果皮での商品化も検討していくとのこと。

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