地場野菜使用店認証制度 「三方よし」目指す 23店にお墨付き
大和市は今年度から、地域経済の活性化や地産地消の促進などを目指して、地場野菜を積極的に活用している市内の飲食店にお墨付きを与える制度を開始した。3月25日までに23店が認証を受けている。
「大和地場野菜使用店認証制度」は、地元農家と飲食店を応援しようと昨年9月に始まった。地元で採れた野菜を使用した料理を提供する市内の店舗を募り、およそ30店が手を挙げた。
市の審査を通過した22店が3月10日に発表され、25日に1店が追加された。市農政課によると、今年10月ごろには第二弾の認証店舗が発表される予定だ。
認証店舗は、市のホームページでエリアごとに紹介。地元産の野菜が使われた料理が写真と店主のコメント付きで解説され、認証店舗に野菜を納めている農家なども紹介されている。
市では、認証制度を通じ店舗を周知することで集客を後押しし、店と農家の売上アップに貢献していきたい考え。
さらに、「市民の皆さんに地元で安心して外食を楽しんでもらうお手伝いができれば」と同課担当者。飲食店・農家・消費者の「三方よし」を目指す。
認証店舗には、市の公式キャラクター「ヤマトン」が描かれ「大和地場野菜使用店」と書かれたロゴマークが順次掲出される。登録店舗は各店に配架されるリーフレットにマップ付きで紹介されるほか、市ホームページからも確認できる。
問い合わせは市農政課【電話】046・260・5132。