鶴巻中剣道部 男女で県大会へ W出場は15年ぶり
秦野市立鶴巻中学校剣道部(黒崎佑樹顧問)が1月19日(女子)・26日(男子)に横須賀アリーナで行われる神奈川県ランキング(新人)戦(県中学校強化練習会)に男女揃って出場する。男女共に県大会へ出場できるのは約15年ぶり。
同部は11月16日に平塚市立中原中学校で行われた中ブロック強化練習会兼神奈川県強化指定校予選会で、女子団体の部では3位に、男子団体の部では6位入賞し、県大会への切符を手に入れた。
同部の部長を務める中山寧久(しずく)さん(2年)は「剣道を始めたばかりの1年生も多いが、チームワークは良く、お互いにできないことを補い合える」と話し、仲間への信頼も厚い。一方、男子メンバーの江森蒼空(そら)さん(2年)は「目標は優勝だったが、緊張で感情のコントロールがうまくできなかった」と悔しさをにじませるが、「みんなの仲は良くて色々アドバイスしあっている」とこちらも結束は固い。同部の指導を行う貞弘宣行さんは「男女共に突出した子はいないが、団体戦だとチームワークでつないでいく力が強い」と評する。県大会に向け中山さんは「まずは男女で初戦突破したい」と話した。