【横浜市鶴見区】少年野球「駒岡ジュニアーズ」日野茂澄さん ベイスターズジュニアに選出 「自慢の速球で勝負」
鶴見区の少年野球チーム「駒岡ジュニアーズ」の日野茂澄さん(獅子ヶ谷小学校6年)がこのほど、横浜DeNAベイスターズジュニアのメンバーに選ばれた。日野さんは12月26日から明治神宮野球場や横浜スタジアムなどで行われる「NPBジュニアトーナメントKONAMICUP2025」への出場に向け、練習に励んでいる。
横浜DeNAベイスターズジュニアは、日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、子どもたちが「プロ野球への夢」という目標をより身近に持てるようにと、2005年に創設されたチーム。選手と同じように各球団のユニフォームを着用し、プロ野球が行われている球場で12球団のジュニアチームがトーナメントを戦う。日野さんは1013人が参加した今年のセレクションで選抜16人の1人に選ばれた。
日野さんは所属する駒岡ジュニアーズではエースピッチャーを務め、最速120キロ台の速球が武器。野球を始めたのは小学2年生の時。その前はサッカーをしていたが、祖父とバッティング練習などを重ねるうちに野球に夢中になっていった。「最初はやらされていた感じが強かったけれど、だんだん自分から練習をするようになった」と日野さん。
最初は外野手だったが、3年生の頃から投手に挑戦。1年間で球威も上がり、コーチからも「エース」と呼ばれるほどの成長を遂げた。
「刺激を成長に」
ベイスターズジュニアの練習で感じたのはメンバーのレベルの高さ。今まで見たことのない速度のボールやバッティング音に驚いた。それを「いい刺激」として自身の成長に繋げ、レギュラーとして大会に臨めるよう日々の練習に励んでいる。日野さんは大会に向けて「自慢の速球で、いつでも0点に抑えて試合を作っていきたい」と力強く語った。