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水曜日の午後。一週間もちょうど折り返し、そんな時にちょうど甘いものが欲しくなる。長い歴史を持った名店や、原宿と言えばコレ！といった定番スイーツから、最新のスイーツまで表参道・原宿にはスイーツがあふれているではないか。いわばスイーツの楽園と言えるかも。さて、今週食べたスイーツはこちら！

本日のスイーツ：クレープとエスプレッソと

メニュー：クレープ
食べたもの：バターシュガー（800円）
飲食スタイル：イートイン

今月14日、表参道ヒルズ裏のキャンピングトレーラー「エアストリーム」にオープンしたクレープ店「クレープとエスプレッソと」。以前、水曜日のスイーツでも取り上げた「パンとエスプレッソと」を運営する「株式会社日と々と」が立ち上げた新業態として注目を集めている。

クレープ生地本来の美味しさを追求したという、クレープとエスプレッソと。生クリームやフルーツが盛り盛りのクレープとは一線を画す、シンプルイズベストな味わいが楽しめるらしい。パンとエスプレッソとのパン生地のおいしさは言わずもがな。これはクレープも期待できそうだ。

表参道ヒルズの裏路地を進み、左手に見えてくるゆるやかな坂の途中に店舗はある。キッチンカーのようにも見えるが、ここは常設店。テラスに3つ、そしてトレーラーの中に2つのテーブルがあり、小さなベンチも用意されている。この日は少し肌寒かったので、トレーラー内のテーブル席へ。

トレーラーの内部はこんな感じ。コンパクトなスペースで、次々やってくるお客さんにクレープを焼き続けていた。

受付は表に置かれたタッチパネルで行い、自分の順番が来たら呼び出してもらえるので、行列に並ぶ必要はない。とはいえ結構回転が早いので、あまり店から離れないほうがいいかも。

クレープはシュガー系、クリーム系、総菜系があり、初来店の人にはシンプルな「バターシュガー」がおすすめだそう。ということで、店員さんに促されるままにバターシュガーを注文した。

待つこと数分で、香ばしい匂いが漂うバターシュガーのクレープが到着。想像よりだいぶ大きい。アツアツなので、やけどに注意しながらクレープを頬張る。

まず驚いたのが、その食感。上の部分がパリパリサクサクで、まるでクッキーのよう。そして、食べ進めていくうちにだんだんとモチモチ食感へ変化していく。優しい甘みのクレープ生地と、バターシュガーの相性も抜群だ。シンプルだからこそ、飽きがこない。全てのクレープ好きに味わってもらいたい逸品である。

筆者が感動に浸っている間にも、ひっきりなしにお客さんが訪れる。話題性の高さはもちろんのこと、唯一無二の味わいにハマったリピート客も多いのだろう。早くも表参道の新たな行列スポットになりそうな予感。

■クレープとエスプレッソと
住所：東京都渋⾕区神宮前4-13-20
営業時間：11:00～17:00
定休日：なし

Text：Arisa Watanabe