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檻の中に落ちたサングラスで遊ぶオランウータン 「動物園にいるには賢すぎる」(インドネシア)

Techinsight

クールなオランウータンの姿に驚きの声続出(画像は『Lola Testu 2021年8月2日付TikTok「So I’m down a pair of sunglasses but up a very good story」』のスクリーンショット)

人間に最も近いと言われているオランウータンが、落とし物のサングラスをかけて遊ぶ姿が撮影され話題を呼んでいる。物珍しそうに一通り遊び尽くすと、しっかりと落とし主に投げて返すという妙技も披露したと『Mirror』などが伝えた。

インドネシアのジャワ島西部ボゴールにあるサファリ型動物園「タマン・サファリ」のオランウータンの展示エリアにいたロリータ・テツさん(Lolita Tetsu)は、囲いの中を覗き込んだ際に額の上にずらしてかけていたサングラスを落としてしまった。すると1頭のオランウータンが、お腹に子どもを抱えながらゆっくりと近づいてきたという。

当時の様子をロリータさんがカメラに収めており、草の上に落ちたサングラスへ恐る恐る近寄るオランウータンの姿が映る。手を伸ばしてサングラスを掴み口を使って折りたたまれていた部分を広げると、ロリータさんの「お願い! 食べないで!」と懇願する声が聞こえる。そして次の瞬間、オランウータンはまるで使い方が分かっているかのようにサングラスをかけたのだ。

映像が切り替わると地面にいたオランウータンは木の上に移動しており、そこでもサングラスをかけて遊んでいる。サングラスは逆さまになっているが、来園者の姿を見て学んだのか本来の使い方を理解しているようだ。

一緒にいた子どものオランウータンもサングラスに興味津々で手を伸ばすが、母親は「今は私の番なの!」とでも言うかのように子どもの手を払いのける姿も確認できる。

オランウータンは15分ほどサングラスで遊ぶと、動物園のスタッフが葉っぱと引き換えにサングラスを手放すように促したという。オランウータンは高い木の上からブーメランのようにサングラスを投げてロリータさんに返したが、サングラスはその拍子に壊れてしまったそうだ。

ロリータさんは当時のことを、「下にいるオランウータンを見ようとして覗き込んだ時に、サングラスが落ちてしまったんです。数分後にこの母オランウータンが近寄ってきて、後はカメラに映っている通りです」と振り返る。

ロリータさんが同園を訪れたのは3月28日のことだったが、この動画を今月2日にTikTokへ投稿すると、7日の時点で4500万回超の再生回数を記録し、1100万件以上の「いいね」が寄せられる大反響を呼んだ。コメント欄は「世界一かっこいいオランウータンだ!」「サングラスの使い方を知っていたのが驚きだよ」「オランウータンって税金払いたくないから人間と話さないだけなんじゃない?」「動物園にいるには賢すぎるよ」などその賢さに驚嘆する声で溢れた。

『ナショナルジオグラフィック』によると、オランウータンの語源はマレー語で“森の人間”を意味する“orang hutan”であり、人類に最も近い生物だという。実際に人間とオランウータンの遺伝子は約97%が同じであることも確認されている。

これだけ人間との共通点があれば、今回サングラスをかけたこの行為はそれほど珍しいことではないのかもしれない。

画像は『Lola Testu 2021年8月2日付TikTok「So I’m down a pair of sunglasses but up a very good story」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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