「オランジェット」の“深化”版!希少な国産柑橘×世界のクラフトチョコレート
今、百貨店のバレンタイン催事でも特集が組まれるほど、大人気のチョコレート菓子「オランジェット」。オレンジの皮をコンフィと呼ばれる砂糖漬けにし、チョコレートがけにしたものですが、最近は、様々な形で進化を遂げています。
この品は、進化系というよりむしろ深化系と呼びたい、ディープに掘り下げたオランジェットのアソートボックス。毎年、詰め合わせの内容が変わり、2026年版は、「ネーブルオレンジ×エクアドル71%」「長門(ながと)ゆずきち×ピウラ70%」「不知火(しらぬい)×フィリピン70%」「河内晩柑(かわちばんかん)ピール×ボリビアオレ」の4種。珍しい種類も含めた国産柑橘のコンフィに、それぞれに合うこだわりのビーントゥーバーチョコレートをかけています。
ブランドを手掛けるオランジェット橋本さんは、柑橘を愛し自ら柑橘栽培にも関わり、オランジェットを通じて国産柑橘の魅力を世に伝えようという、熱い志を持った方なのです。
濃厚で華やかな甘さの「ネーブルオレンジ」は、熊本県宇土市・網田(おうだ)地区で栽培され、皇室献上品にも選ばれた品。合わせたのは、オランダの「Heinde & Verre(ハインデ&ヴェレ)」による、まろやかで芳しいエクアドル産カカオ豆を使用したビターチョコレート。
「不知火」は、ぽこんと出た頭が特徴で、甘さもありフローラルで華やか。今回は三重の南部・御浜エリア付近で栽培されたものを使用。神奈川県足柄上郡の「KAISEI chocolate laboratory」のフィリピン産カカオのビターチョコレートを合わせたのは、フルーティさが不知火の味を引き立てると考えたからだそう。
「河内晩柑」は、和製グレープフルーツとも呼ばれる爽やかな味わいで、愛媛産のものを使用。輪切りではなく皮をむいてカットしたバトン状ピールにしているので、心地よいほろ苦さがしっかりと感じられます。また、一般的な砂糖よりも吸湿性の高いアガベシュガーを染み込ませ、裏側のワタの部分もトロッとほどけるような食感に。黒糖のような風味のあるまろやかな「COCO KYOTO」のミルクチョコレート「ボリビアオレ」が河内晩柑の苦味をまろやかに包み込み、相性抜群です!
珍しい山口県産の「長門ゆずきち」は、皮が青いうちに魚料理や刺身に絞って使う柑橘で、爽やかな香りとまろやかな酸味が特徴。ペルーのリマに工房を構える「マラナ」による、同じくフルーツ感のあるペルー産カカオのビターチョコレート「ピウラ70%」を合わせています。私は4種の中で、これが一番好きでした。
コンフィを作るには時間と手間がかかり、漬け込む糖液の糖度を徐々に高めていき、「oranjewel」では1ヶ月ほどかけて完成するそう。ブランド名のとおり、 宝石=ジュエル(Jewel)”のように大切に栽培され加工された国産柑橘と、世界各地のこだわりのチョコレートとの相性を食べ比べつつ、誰かと分かち合って感想を言い合うのも素敵ですね。どんな飲み物と合うか、あれこれ試してみるのも楽しいですよ!
商品名:oranjewel(オランジュエル) Oranjewel Collection 2026
販売:ショコラナビ
文:お取り寄せの達人:平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)