夏バテ気味の体に! 長谷川あかりさんの「薬味ミックス」おすすめレシピ【きょうの料理ビギナーズ8月号より】
きょうの料理ビギナーズ8月号の特集は、たっぷりの薬味でさっぱり、香り豊かな夏のごはん。本記事では、長谷川あかりさんが提案する便利な「薬味ミックス」とその活用法、「薬味たっぷり豚しゃぶサラダ」のレシピを公開します。
薬味ミックスが便利!
長谷川さんの薬味づかいでまずまねしたくなるのが、「薬味ミックス」。
フレッシュな薬味をいつでもジャンジャン使えるように、大きめの保存容器に数種類を合わせて、冷蔵庫に入れておくのだそうです。
「薬味は混ぜて使うと楽しいですし!」と、長谷川さん。
少しだけ使った薬味の残りをうっかり行方不明にしてしまいがちな、薬味ビギナーさんにもおすすめの保存法です。
薬味ミックスのつくり方
青じそやしょうがはせん切り、みょうがは薄い輪切りなど、使いやすい切り方で。
貝割れ菜やみつばは根元を切り落とし、3cmくらいの長さに。
湿らせたペーパータオルを敷いた清潔な保存容器に入れ、さらに上にも湿らせたペーパータオルをかぶせてふたをします。
※冷蔵庫で3~4日間保存可能。
パッと使おう 薬味おろしご飯
材料(1人分)とつくり方
ご飯(温かいもの)180gを茶碗に盛る。水けをきった大根おろし80g、薬味ミックス2つかみをのせ、しょうゆ適量を回しかける。
[1人分320kcal 調理時間5分]
即席薬味みそ汁
材料(1人分)とつくり方
みそ大さじ1、削り節(小)1袋(2g)、手でちぎった焼きのり1/4枚分を椀に入れて湯160~180mlを注ぎ、薬味ミックス1つかみをトッピングする。
[1人分45kcal 調理時間5分]
【薬味ミックスで】薬味たっぷり豚しゃぶサラダ
肉は食べたいけれど、油っぽいのはイヤ。スタミナはつけたいけれど、胃もたれはつらい。
そんな夏のわがままに応えるおかずサラダです。粉ざんしょうが奥ゆかしいアクセント!
材料(2人分)
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)… 250g
薬味ミックス(上記参照)… 適量
ポン酢しょうゆ … 適量
粉ざんしょう … 適量
◎片栗粉/酒/オリーブ油
[1人分350kcal 調理時間10分]
1 豚肉は1枚ずつ広げ、片栗粉大さじ2をまんべんなくまぶす。
2 フライパン(または鍋)にたっぷりの湯を沸かし、酒大さじ2を加える。再び沸騰したら少し火を弱め、1を1枚ずつ入れる(写真)。肉の色が変わったらざるに上げ、しっかりと湯をきる。
豚肉は堅くならないように、フツフツと沸くくらいの火加減でやさしくゆでる。湯のとろみが強くなったら一度捨てて、新たに沸かし直すとよい。
3 器に盛って薬味ミックスをたっぷりのせ、ポン酢しょうゆ、オリーブ油適量を回しかけ、粉ざんしょうをふる。
教えてくれた人
長谷川あかり(はせがわ・あかり)
料理研究家、管理栄養士。肩ひじ張らない素直なレシピが、お疲れ気味の人たちにヒット。素材合わせのセンスも秀逸。
NHK『きょうの料理ビギナーズ』2025年8月号より
撮影・木村 拓(東京料理写真)/スタイリング・大畑純子/取材&文・奈良結子
テキスト企画「夏こそおいしい!おうちギョーザ」では、夏井景子さんに夏野菜と辛みや香りの素材をおいしく組み合わせた、焼きギョーザ&水ギョーザのレシピを教わります。