「2連覇へ貢献」誓う 神奈川FD 新入団14選手が会見
今季4年ぶり2度目となるリーグ優勝を遂げたプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの「神奈川フューチャードリームス」(神奈川FD)が4日、2025年シーズンの新入団選手発表会見を藤沢商工会館ミナパークで行った=写真。選手8人と練習生6人の合わせて14人が出席。会場に集まったファンクラブの会員や選手の家族らを前に、目標や意気込みを語った。
相模原市出身で帝京大学準硬式野球部の小石川朋矢投手(22)は、全日本大学選抜大会で準優勝するなどの登板実績を持つ。高校以来の硬式転向となるが、「神奈川で野球ができることに感謝している。開幕からチームの勝利と2連覇に貢献したい」とコメントした。身長190cm、相洋高校の二宮陽斗選手(18)は「ガッツとパワーで頑張ります」とあいさつ。高校生離れした立派な体格と打撃力を併せ持つ。
報道関係者から「自分の強みは」「憧れの選手は」といった質問が寄せられ、社会人チームから入団した大和市出身の中田優斗投手(24)は「どこでも眠れること。次の日の試合に影響が出ないように過ごすことができる」と返答。駒澤大学の松村青選手(22)は目標の選手として、大学の先輩であるメジャーの今永昇太投手の名を挙げた。
来季からチームの指揮を執る武藤孝司監督=人物風土記で紹介=は「(選手らに)『やってやるぞ』という意気込みを感じ、大いに楽しみにしている。実力でレギュラーを勝ち取ってほしい」と期待を述べた。
倉持篤哉球団代表取締役は「リーグ連覇とNPB(日本野球機構)進出という選手たちの夢がかなえられるよう、熱い応援で背中を押していただきたい」と呼び掛けた。