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G20の夕食会にも選ばれた!味にこだわったいちごをつくる愛知県東郷町の直売所「いちごの郷」

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一度食べたら忘れらない!と評判の絶品いちごをつくる農園が愛知県東郷町にあります。

今回ご紹介する「いちごの郷」では、※G20の夕食会で使われたいちごをはじめ、 味にこだわったさまざまな品種のいちごがつくられています。直売所の営業は毎年1月〜5月のみ。口コミが口コミを呼び、今では遠方からも「いちごの郷」のいちごを求めて、連日多くの人が訪れます。

生産を手掛けるのは、慶應大学を卒業後、商社や議員秘書を経ていちご農家になったという異色の経歴の持ち主・近藤泰さん。

今回は、東郷町にある直売所へお邪魔して、代表の近藤さんお話をお伺いしてきました。

※G20
"Group of Twenty"の略で、主要国首脳会議に参加する7か国、EU、ロシア、および新興国11か国の計20か国・地域からなるグループ。

「いちごの郷」があるのは、東郷町諸輪。警察犬スクール「ロイヤルアカデミー」の向かいにあるビニールハウスが目印です!

小さい坂を登ると駐車場があり、坂の反対側に直売所があります。

直売所の営業時間は10:00〜いちごがなくなり次第終了です。時期によって異なる品種が、常時5〜7種類ほどいただけますよ。

到着すると、「まずは食べてみて!」といちごの試食をさせていただけることに。G20の夕食会で使われた「かおり野」をはじめ、「あすかルビー」「よつ星」「恋みのり」「紅ほっぺ」などどれも食べたことがない品種ばかり。

どれも甘さ・酸味・コクのバランスが抜群!正直こんなに一つずつ味のちがういちごを食べたのは初めてです。

「ウチのいちごはどっちから食べても甘いから!」と近藤さん。これまでヘタ側からと教わってきたのはなんだったの?と思うほど、おいしさにノックアウトされました。

小ぶりの自家用のパックは350円、大粒で贈り物用のパックは700円と直売所ならではの価格もうれしいです。

価格や品種は日によって変わる場合もあるので、お店の方に聞いてみてくださいね!その日のおすすめも教えていただけますよ。

議員秘書からいちご農家へ

なぜ議員秘書だった近藤さんが、いちご農家をはじめることになったのでしょうか。そのきっかけから伺いました。

近藤さん:「僕はもともと商社勤務をしたのちに、名古屋市議会議員の秘書を4年ほどやっていました。そんな中で、気持ちがずいぶんと疲れてしまっていたんですね。幸いにも父親が残しておいてくれた土地があったので、畑でもつくって自給自足生活をすれば家族2人くらいは食べていけるだろうと考えました。

そこで、素人ながら畑をつくって野菜を育てはじめたんです。夕方になるとこの辺りはトヨタ系の人たちの車で渋滞をしているんですが、その横で僕は焚き火をしながらコーヒーを飲む。あ〜なんて幸せなんだって、心から感じましたね。次第に、野菜づくりの楽しさを知って、もっと深く学びたいと思うようになりました。

学ぶ場所として選んだのは愛知県立農業大学。2年間本格的に農業を学ぶ中で、選んだのがいちごの栽培でした。卒業と同時に、ビニールハウスも建てていちごづくりをスタートさせました。」

味にこだわったいちごを

「いちごの郷」の魅力は品種ごとに味が全然違うこと。甘いのはもちろん、酸味やコクを感じるものまでさまざまです。そこには近藤さんの日々の努力がありました。

近藤さん:「いちごを栽培する上で特にこだわってるのが、味の違いです。スーパーで売られているいちごを食べて、甘いか甘くないはわかっても味の違いを感じたことってないんじゃないかな?それくらい、スーパーで売られているいちごに違いはないと思うんです。

いちごの郷では、苗から育てています。ヘタの部分を見てもらうと分かるんですが、完熟にこだわっていて、ヘタのギリギリまで赤くなったいちごを出荷・販売しているんです。それくらうちのいちごは甘いですよ!かおり野は最高糖度が30度を超えたこともあるくらいです。」

近藤さん:「今年は昨年僕が調子を崩して不作になってしまったんですが、秘密兵器の品種「清香(きよか)」も育てています。この清香が”様”を付けて呼びたくなるくらい育て方が難しいんです。

過去には7千株植えて6千5百株枯れてしまったこともあるくらい繊細ですが、本当においしい。食べた人はこれは「苺じゃない!」というくらい別格のいちごです。清香様を育てるために、水道水では満足できず濾過装置まで付けました。おいしいいちごのためには、最高の肥料と水が欠かせません。

今年は悔しい結果になってしまいましたが、来年が必ずおしいい清香様ができあがるので、楽しみにしててくださいね。」

近藤さんは、肥料のほかにもお砂糖・お塩・ニガリ・黒糖・お酢・大豆・サプリメントまで使われているのだそう。おそるべし探究心と、いちごへの底なき愛情の深さを感じました。

いちごの紹介!

いちごの郷では11種のいちごを育てられています。そこで今回はいくつかピックアップしてご紹介していきます。

人気ナンバー1、G20の会食でだされた「かおり野」

三重県が開発したオリジナル品種で、酸味がなくとにかく甘いのが特徴。甘みも上品なためいくつでも食べられます。
G20の会食で提供されたこともあり、お客さんの指名率も高いいちごです!とにかく甘いいちごが食べたい方におすすめな品種です。

いちご大福にもぴったり!「あすかルビー」

「アスカウェイブ」と「女峰」を交配して奈良県農業試験場で育成された「あすかルビー」。奈良の飛鳥でつくられ、ルビーのように赤いのであすかルビーと名付けられたようです。甘みと酸味のあるみずみずしいいちごなので、いちご大福にもぴったり。

天白区にある「たけおか家宗美 」さんでは、いちごの郷の「あすかルビー」と「レッドパール」を使用したいちご餅もいただけますよ。

イチゴ界のプリンセス「やよい姫」

根強いファンの多い「やよい姫」。酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。また口に入れるとメロンの様な香りが。果肉も固めで食べ応えのある品種です。

名前の通り3月になってもおいしいいちごです。

恋みのらない男がつくった「恋みのり」!?

昨年からつくりはじめたという「恋みのり」は、甘味と酸味のバランスがとれたいちごです。食べると洋梨のようなやさしい甘さが広がります。

形はコロンとしており、大粒が比較的多い品種。しっかりとしたかたさがあるので食べ応えも抜群です!。

よつぼし級においしい!「よつ星」

今シーズンからスタートした「よつ星」。「甘味」「酸味」「風味」「美味」が四つ星級においしいことから”よつぼし” と名づけられました。

サイズは小ぶりなので、あっという間にパクパクと食べれてしまいました。個人的にもとっても気に入った品種の一つです。

最後は「紅ほっぺ」の紹介です。真っ赤な色が紅、ほっぺが落ちるほどの甘味なのでこの名前が名付けられました。甘味・酸味・コクのある品種です。糖度も味の濃さもしっかりあるので、王道のいちごが好きな方にはたまらないはずです。

スタッフさん曰く、いちごの郷の紅ほっぺはハチミツをかけて食べるのもオススメなのだそう!

いちごといえば、練乳をイメージされる方も多いと思いますが、近藤さんに言わせると「まずいいちごを誤魔化すため」。事実、いちごの郷のいちごはどれを食べても練乳なんて一切必要がないほどおいしいです。

直売所では豊田市の養蜂家さんのハチミツを取り扱ってます。国産ハチミツも種類によって味が違うそうなので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。

冷凍いちごも絶品!

冷凍いちご 1100円(税込)

いちごの郷では、品種ごとに冷凍いちごも販売しています。こちらは収穫時期が過ぎても購入できます。飲み物はもちろん、デザートにも使えるのでとっても便利!おいしさそのまま瞬間冷凍したものになるので、味も変わらず絶品ですよ!

いちごは刺身!購入したらその日のうちに食べよう。

いちごを一番おいしく食べるためには、その日のうちに食べること。赤い果肉は収穫後もどんどん赤くなっても、追熟しません。そのため、その日のうちに食べるのが一番おいしくいただけるいちごの食べ方だそうです。

いちごの郷で購入した際は、ぜひその日のうちに召し上がってみてくださいね。

近藤さんのつくるいちごはどれも一つずつ愛情がたっぷりとかけられています。今シーズンは5月のゴールデンウィーク頃まで購入できるそうなので、この機会に訪れてみてくださいね。

電話での取り置きも可能!夕方以降はお電話でご確認してからがおすすめです。

【いちごの郷】
住所  :〒470-0151 愛知県愛知郡東郷町諸輪吉田88-161
電話番号:090-7618-3931
営業時間:10:00頃〜なくなり次第終了
販売期間:1月頃〜5月のGW頃まで(いちごがなくなり次第終了)

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