浜萩港での投げサビキ釣りでカマス30尾オーバー【千葉】入れ掛かりを満喫
1月24日（水）、千葉・外房でカマスが釣れているとの情報で、昼から竿を出そうと出かけた。
浜荻港でサビキ釣り
この日は風がやや強く気温も低い予報。それでも晴れているので、日中なら我慢できると思い、防寒対策をして2～3時間のつもりで鴨川にある浜荻港に向かう。
到着すると、かなりの釣り人で賑わっている。その中の1人にあいさつして様子を聞くと、ちょうどいま釣れているとのこと。バケツを見るとカマスが数尾入っている。さらに、隣人のバケツは多くの魚でいっぱい。
本命のカマスがヒット
急いで車に戻り、支度して釣っている人の横に入れてもらう。私はこの釣りはやったことがほとんどない。昨年暮れから数回狙っているが、アジ釣りのゲストで1尾釣ったことがあるだけ。
3mのシーバスロッドに3本バリのサビキ仕掛け、15号のオモリをセットして釣り開始。この場所に根掛かりはないとのこと。投入後、着底を待って見よう見まねでシャクりながらリーリング。1投目はアタリなし、2投目も反応なく手前まで巻いてくると、すぐ近くでアタリ。
なかなかの抵抗を感じながら抜き上げたのは本命のカマス。専門に狙って釣ったのは初めてなので嬉しくなる。
釣果は好調
この日は群れが大きいのか、そこから5連続ヒット。しかし、口にハリが掛かっていなくてスレ掛かり。いわゆる引っ掛け釣りの状態。
カマスの釣り方はいろいろあり、ほかにルアーやエサ釣りもあるが、釣れる数はサビキ釣りに分があるようだ。慣れてきたら、それらの釣りも試してみたいが、きょうのところは初の数釣りチャンスなので、サビキ釣りで通す。
しばらく8割くらいの確率でヒットが続き、バケツの中が埋まっていく。空振りが続いたら投入場所を変えたり、時間をおくとまた掛かりだすといった状況。
トラブル発生で納竿
夢中で釣っていると時刻は14時すぎ。少しアタリが止まったので、車にクーラーを取りに行き、魚を移しながらカウントすると、ジャスト30尾。15時までやろうと釣りを再開。
すぐに3尾追加したところでトラブル発生。PEラインとリーダーのつなぎ目が切れてしまう。そこで、ミチイトを仕掛けに直結。すると、PEラインがバックラッシュして、またも切れてしまった。これは修復困難で、さらに曇って寒くなってきた。
潮時と思い、竿を仕舞って帰路に就いた。大きめのカマス4尾は塩焼きに、残りはすべて干物にした。
＜週刊つりニュース関東版APC・大熊規男／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年2月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。
