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シングルマザー子連れ沖縄旅行紀① 女優・柴田千紘の沖縄めぐり

HUB沖縄

山口紘実さん

 旅を愛する女優・柴田千紘さんに、沖縄リピーターの立場で見た沖縄を素直な視点で描いてもらう紀行日記。今回はシングルマザーの友人とその子どもたちとともに“子連れママ目線”から見た沖縄旅を綴る第1弾。

 はいたい!
 沖縄でコート着てても寒くて驚いてます。皆さん体調崩されてないですかー?

 私は年末年始、そんな寒さも気にしない元気な怪獣…赤ちゃん達とパワフル母ちゃんと過ごしました。リラックスしに沖縄に…と言っても子連れ旅は私の想像以上に大変そうで、食べるものまでも常に子供中心で、到着直後から母ちゃんには試練のようでした。

 0歳の女の子と2歳の男の子を連れて女1人でいつもの家を離れて年越しをした勇者はこの方。

山口紘実さん

 山口紘実さん。私柴田とは高校一年生からの友人で、出会いはblogアイドルとかいうよく分からない、そしてお察しの通り少しも流行らなかったジャンルのアイドルグループを組まされて渋谷に集められたメンバーの1人。
 東京の別の高校からそれぞれ可愛い制服を着て集まってきた女子高生たちは、何もなくても無敵な輝きだけは身に纏って、それはそれは無駄に時間を使っていました。

 かつては六本木で朝までブイブイ…(昭和感出しすぎ。ところでブイブイってなんの音?)いわせてた女の子がいつのまにやら二児の母です。ちなみに私は彼女のことをぐちこと呼んでるのでこの先ぐちこと書きます。愚痴ばかり言う子なわけじゃなく、山口のグチです。

 人生って10年くらいは大して変化がわからないこともあれば、2、3年で激変してることもあって不思議ですよね。特にちょっと前には無かった命がそこに立ってるって…。彼女が一人目を妊娠したときは私にとってもBIG NEWSでした。今では子育てしながらもヨガの先生…セルフ骨盤メイクという彼女独自のメソッドを開発してボディメイクのサポートをしています。それを積極的にblogやTikTokや YouTubeでもばんばん発信したり、とにかくエネルギーがすごい。

 そんな彼女が2人目の子を育てながらパートナーに手を焼いて、それでも試行錯誤して頑張っていたんだなと思ってたらついに関係を解消して「子供たちを連れて沖縄に行く!」と、年末になんだかすっきり報告してくれたのです。今思えば吹っ切れたように見せていただけかもしれませんが、沖縄旅行は新しい環境への挑戦の一歩だったのでしょうか。

 沖縄に本人達が到着する前から準備は進んでいて、まず二人乗り用のベビーカーや車につけるチャイルドシートを先に滞在先に送っていました。

 沖縄は車がないと何もできないって思ってる人が多いんじゃないでしょうか?

 実際のところ那覇観光ならゆいレールでどこにでも行けるし、北部でも南部でも時間はかかるけどバスが出てるし、那覇の国際通りからもそんなに遠くない泊港から魅力的な離島へのフェリーも沢山出ているし、コロナじゃなければヒッチハイクも簡単に捕まりそうなので一人であれば車がなくてもなんとでもなるんですが、「コロナじゃなければ」「1人であれば」です。

 私はいつも身軽なので実はこれだけ長々と沖縄に滞在しているのに車の免許がなくて、それでもとても充実していますが、小さい子供を連れていると、車がないと本当にどこにも行けないんだなということを今回実感しました。

 共通の知り合いに車を出してもらって私も乗せてもらい空港に迎えに行くと、さっそく到着後のトイレで上の子がグズってなかなか出口から出てきません。なんとかトイレから出るために相当戦ったようで、出てきた時は母ちゃん涙目で既にぐったりしていました。

那覇空港到着直後のぐちこ

 2人の子どもを乗せたカートには荷物もたっぷり入っていて、私のいつものLCCで持ち込む荷物量(7キロまで)とはえらい違いです。その時点で、荷物含めて色々と融通がきく航空会社にしてるか、LCCだとしても預け入れ荷物をオプション追加しているはずなので、荷物のない1人旅よりお金がかかります。

 オムツや必要なものは着いてから早速買いに行ってたので、そうした必需品を抜きにしても子連れだとそれだけ荷物も多くなるんですね。それにしてもこの赤ちゃん(女の子)は肝が据わってる。お兄ちゃんが大暴れしてるときでも やれやれ、という感じで笑って見てる。

 あらかじめ送ってあったチャイルドシートをつけた車に乗って、知り合いのコンテナハウスに泊まりにいったのですが、年末年始に沖縄観光をした人たち、見ましたか?レンタカーの値段。2泊3日で、軽でも4万円弱…。
 値段を気にしない場合でも、そもそも全部埋まってて借りられないとか、年末年始の需要からすると相当車が足りてなかったご様子。 

 彼女はなんとかカーシェアのアプリで1日12000円くらいの車を見つけてキープ申請していましたが、結局それを借りる前に知り合いが目的地に送ると申し出てくれて本当に良かった。

 子供が泣き出すと止まらなかったり、寝てしまったり、トイレのこともあるし、本当に思い通りにいかないみたいだから公共機関の乗り物に少し乗せるだけでも緊張。彼女は2人連れていたので、赤ちゃんは抱っこしているから、上の子がぐずっても身体の自由がそんなにききません。
 大人しくおんぶされてくれたとしても赤ちゃんは前に抱っこして、後ろにお兄ちゃんおんぶで、かなりの重量になる。2人で25キロだって…。

 ベビーカーの送料だって安くはなかったはずだけど、2人分の体重がどこでもかかってくることを考えたら怖くてそれこそどこにも行けないだろうから、ベビーカー必須でしょう。

 今回ちょうど日程が数日かぶって別のシングルマザーも子供と2人で沖縄に来ていました。そちらは3日間しかいないのと子供が4歳だから一応電車やバスにも乗れるということでベビーカーは持っていなかったのですが、レンタカーは同じく埋まってて借りられない状態でした。

 だけど結局、子どもがそんなに長く歩けないし出先で寝てしまうので、かなりの時間抱っこして歩くことになって腕も腰もボロボロだと嘆いていました。那覇の「1日500円レンタルベビーカー」のサービスを見つけてそれに期待してたらしいけど、着いてみるとそこは潰れてて、他も見つけられなかったらしい。

北谷アラハビーチの公園

 それぞれの観光施設内ではベビーカーの貸し出しをやってるところもあるけど、よく観光地の街中で見かける乗り捨てOKな自転車や電動バイクのような形のベビーカーって見かけないですよね?
 ベビーカーなんて子供が大きくなったら使えなくなっちゃうんだし中古をコンビニやスーパーでセルフレンタルできるサービスでもあれば良いのになぁ

 ゆいレールで行く人気スポットといえば国際通り以外だと波の上ビーチとか、首里城周りとかありますね。前にここの記事でも書いた石畳の道なんか素敵だけど、ベビーカーが通れるような道じゃないからどちらにせよお母さん達は抱っこの覚悟がいりそう。

浦添大公園のローラー滑り台

 車とベビーカー、せめてどっちかあれば、沖縄は無料の公園もたくさんあって、子連れできたお母さん達には公園も人気でした。大人でもテンションあがるくらいすごい遊具の公園がよくあります。

 都内なら入園料とられそう。

 他には子連れでは少々ハードルが高い、日帰り離島。やっぱり非日常を過ごすなら離島に行きたいですよね。私たちが一緒に泊まってたのは南城市にある昔からよくお世話になってる場所だったので、近くの港からすぐに行けるのは久高島

 “神の島”と言われる久高島の魅力はまた別の機会でも語りたいくらい、私も大好きなところです。子供と一緒の朝は早いので、朝日を見ながら庭で朝食をとってると、ぐちこが「よし行くか!」と準備を始めたのでした。

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