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金属のスプーンは使うべからず!『はちみつ』の栄養を上手に摂り入れるポイントは?

オリーブオイルをひとまわし

金属のスプーンは使うべからず!『はちみつ』の栄養を上手に摂り入れるポイントは?

近年、はちみつが健康や美容によいということをよく耳にする。実際にさまざまな効果効能を期待して積極的に取り入れている人も少なくない。本記事では、はちみつがもつ栄養成分、効果的な食べ方や、はちみつを食べるときの注意点について説明する。

1. はちみつの特徴的な栄養成分

ここでは、はちみつの主な栄養成分について解説しよう。

その1.単糖類

はちみつには、甘みの成分であるブドウ糖が含まれている。自然の中に多く存在し、人の身体にとって重要な栄養素だ。正式名は「グルコース」であり、主に果物や穀類などに含まれる単糖類である。

その2.アミノ酸

アミノ酸は人体をつかさどる重要な栄養素で、水に次いで人の身体の多くを占める。アミノ酸は、たんぱく質を構成する有機化合物で、その数は20種類も存在する。なかでも人間が体内で作り出すことのできないアミノ酸を必須アミノ酸といい、それらは食事から摂取しなければならない。はちみつには必須アミノ酸が多く含まれている点が特徴である。

その3.ポリフェノール

はちみつには、抗酸化物質として代表的なポリフェノールも含まれている。抗酸化物質は、老化や免疫力低下の原因といわれる活性酸素を取り除くとされ(※1)、近年話題となっている。ポリフェノールも現代人にとって重要な栄養素のひとつだ。

その4.オリゴ糖・グルコン酸

最後にオリゴ糖とグルコン酸について説明しよう。オリゴ糖は一般的に単糖が3つ以上結合したもので、腸内細菌を増やす役目がある。グルコン酸は、単糖類(グルコース)が酸化するときに生成される物質だ。このグルコン酸は大腸まで到達することができ、善玉菌のエサの役目をする(※2)。

2. はちみつの効果的な食べ方

はちみつは、食べ方次第でさまざまな効果が期待できる。ここでは、はちみつの効果的な食べ方を具体例に沿って紹介したい。

その1.はちみつヨーグルト

お腹周りが気になる人の味方としても親しまれているヨーグルトは、はちみつととても相性がいい組み合わせだ。朝食にヨーグルトをとっている人も多いのではないだろうか。はちみつに含まれるブドウ糖は、脳のエネルギーにもなり得る優れた栄養源なのだ(※3)。はちみつヨーグルトで頭も身体もスッキリ目覚めよう。

その2.はちみつレモン

アスリートや運動部生にとってなじみ深いのがはちみつレモン。レモンを輪切りしたものにはちみつをかけて一晩置いておくだけで、はちみつレモンができあがる。炭酸水で割ってドリンクにしたり、サラダと和えてドレッシングにしたりと手軽にとることができる。疲れているときや食欲がないときにおすすめしたい。

その3.はちみつ大根

喉が痛いときや咳が酷いときには、はちみつ大根を食べたくなる人も多いのではないだろうか。作り方は一口大に切った大根にはちみつを漬け込むだけ。大根の辛みとはちみつの甘みがほどよく絡み、飴のような感覚で味わえる。

3. はちみつを食べるときの注意点

さまざまな効果をもたらすはちみつだが、摂取する際に気をつけるべきことがいくつかある。ここでは、はちみつを食べるときの主な注意点を解説したい。

その1.食べ過ぎには注意する

はちみつは豊富な栄養素をもつ反面、食べ過ぎには注意しなければならない。はちみつは糖質が多く含まれているため、食べ過ぎるとエネルギー過多、糖質過多になるリスクがある。1日あたり大さじ1~2杯ほどが望ましい。

その2.木製のスプーンですくう

はちみつは金属に弱いという特性がある。はちみつを酸化させないためにも、金属製ではなく木製のスプーンを使うようにしよう。

その3.加熱しないようにする

せっかく栄養素をふんだんに含んでいるはちみつも、加熱によってその成分が失われてしまうことがある。45℃から成分変化がはじまり、65℃で壊れてしまうのだ。気温が低くなるとはちみつが固まることもあるが、低い温度で湯煎するか、なるべく加熱せずにそのままの状態で摂取することをおすすめしたい。

結論

本記事では、はちみつの栄養素、効果的な食べ方、食べるときの注意点について解説した。香り高く甘いはちみつは、美容や健康にさまざまな効果が期待できる。食べ方に注意して、ぜひ日々の生活に効果的に取り入れたい。(参考文献)
※1 e-ヘルスネット

※2 プレバイオティクス|健康用語辞典|一般社団法人 日本健康倶楽部

※3 ブドウ糖 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

腸内環境が整っていない乳幼児のはちみつの摂取は、重篤な食中毒症状を引き起こす「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。加熱・非加熱に関わらず、乳幼児には絶対にはちみつおよびはちみつ入りの離乳食・飲料・お菓子等を与えないようにしてください

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 小林里穂

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