【東山区】初夏の東福寺で脳がととのう夜―没入型サウンドアートナイト「ZEN NIGHT 東福寺」
こんにちは、SNSやネット動画…一日の摂取する情報量が多く脳のキャパに限界を感じはじめた、デジスタイル京都スタッフのタムラです。
そんな中、初夏のひとときにぴったりの、少し特別なリラックス体験ができるイベントがスタートしたとのことで、臨済宗大本山・東福寺へ足を運びました。
5月29日から始まった夜限定イベント「ZEN NIGHT 東福寺」です。
昼間の観光客でにぎわう雰囲気とは打って変わり、夜の東福寺には静寂と幻想的な空気が広がっています。
音・光・空間、そして脳科学の要素が融合した没入型の体験が楽しめると聞き、さっそく体感してきました。
禅×脳科学で“ととのう”体験
このイベントの核にあるのが、「脳科学」と「禅」の融合です。
音と脳波の関係に着目した「ニューロミュージック」によって空間全体が体験設計されており、
歩いているだけで自然と感覚が整っていくような不思議な感覚に包まれます。
通天橋へと向かう道のりでは、パナソニックの新技術を搭載したスピーカーが使われ、
ここでしか味わえない音の広がりを体感。
境内そのものがひとつの音響空間のようでした。
さらに禅堂では、脳波をリアルタイムで可視化しながら行う「ニューロミュージック坐禅」も体験可能。
自分の内面と向き合いながら“ととのう”感覚を体感できます。
これまでにない坐禅体験が印象的です。
異分野の共創から生まれたプロジェクト
このイベントは、3人のキーパーソンによって実現しているものこのイベントをさらに面白くしているポイント。
ニューロミュージックの研究開発を行う慶應義塾大学の藤井准教授、東福寺の五十部住職、
そしてニューロテクノロジーと音楽でウェルビーイングの向上を目指すVIE株式会社の今村代表です。
理学・宗教・テクノロジーという領域を横断する共創が、この唯一無二の体験を生み出しています。
なぜ東福寺で実現したのか
今回の取材で印象的だったのが、「なぜ由緒ある東福寺がこのイベントを受け入れたのか」という点
五十部住職は、学生時代にジャズに親しんできた経歴の持ち主。
「ジャズは音を紡ぐもの。それは人間の営みにも通じ、ひいてはお釈迦様の悟りにもつながるものがあるのでは」と語ります。
禅の精神と音楽、そして現代のテクノロジー。
その本質は決して離れたものではなく、むしろ深いところで響き合っている――そうした考えが、今回の融合を後押ししています。
京都の夜に、新しい選択肢を
建仁寺でも高い評価を得てきた「ZEN NIGHT」は、夜間観光の新たな選択肢としても注目されています。
昼のにぎわいから一転、静けさの中で自分自身と向き合う時間。
「ZEN NIGHT 東福寺」で少し特別な“整う”体験を取り入れてみてはいかがでしょうか。
■スポット情報
店舗名:東福寺
住所:京都市東山区本町15丁目778
営業時間:期間:2026年5月29日~ 7⽉5⽇(日)
開催時間:19:00-21:30(受付締切21:00)
交通:京阪・JR「東福寺」より徒歩10分